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野球 コラム 2022年6月4日

菊池雄星、今季2敗目も同僚が先頭打者本塁打数で歴代単独4位に浮上

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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2敗目を喫した菊池雄星

ブルージェイズの菊池雄星は現地6月3日(日本時間4日)、今季3勝目を期して本拠地ロジャースセンターでのツインズ戦に先発登板するも、5回途中で降板するまで3被弾するなど、7安打4失点で今季2敗目を喫した。

ファンタジーゲームに特化した現地ニュースサイト『ファンタジープロ』は同日付で、「鋭さのなかったユウセイ・キクチは金曜に敗戦」と題した記事を掲載し、その中でこの日の左腕について、「本塁打に屈服したキクチは、4失点の全てをツインズの本塁打から喫した」とした。

そして、今季全体のパフォーマンスについては、「彼はこの晩こそ鋭さはなかったものの、今季はこれまでしっかりとした投球を見せており、2勝2敗、防御率3.91、1.37 WHIPという成績を残している」と評した上で、「彼はこの残念な登板を払拭するべく、水曜に敵地ロイヤルズ戦で登板する予定となっている」と伝えた。

なお、トロントはこの試合、3-9で敗れたものの、リードオフのジョージ・スプリンガーが、初回にキャリア通算49本目の先頭打者本塁打を放ち、同記録でMLB歴代単独4位に浮上した。このことから、『MLB.com』は先頭打者本塁打数の歴代トップ10に名を連ねる選手たちを紹介する特集記事を掲載。

ともに既に引退している歴代2位のアルフォンソ・ソリアーノが54本、歴代3位のクレイグ・ビジオが53本としていることから、「この(トップ10の)リストに入っているわずか2人の現役選手の1人であるスプリンガーは、このままキャリアの後半も打順トップで打席に入り、リードオフホーマーの通算本数を量産できる機会に恵まれるようであれば、瞬く間に歴代順位を上げるだろう」としている。

ちなみに歴代1位はリッキー・ヘンダーソンで、その通算本数は81と図抜けている。5位以下はイアン・キンズラー(48本)、カーティス・グランダーソン(47本)、ジミー・ロリンズ(46本)、ブレイディ・アンダーソン(44本)、チャーリー・ブラックモン(38本)と続き、10位には日本が誇るレジェンドのイチローが37本でランクインしている。

記事ではイチローについて、「フィールドの至る所へ単打を放つ尋常ではない能力を持ったコンタクトヒッターとしての優れた腕前で知られており、未来の殿堂入り選手はMLBでの19シーズンで、一度も1シーズン5本を超える先頭打者本塁打を記録していない」。

「とは言え、彼はシアトル在籍時の2002年と2005年に1シーズン5本をマークしており、現在もこれは単一シーズンの球団記録となっている」とした上で、「球団のキャリア記録は?イチローの37先頭打者弾はその他を大きく引き離しており、6本以上打ったマリナーズの選手は、今のところ他にはいない」と伝えた。

J SPORTS編集部

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