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プロ野球2022公式戦
【ハイライト】4月24日(日)広島 vs.横浜DeNA
それでも、降格したその日にタイムリーを含む2安打を放ち、押し出し四球も選んで2打点。24日には延長10回、同点に追いついた直後の1死満塁の場面で、初球をフルスイングしてセンター後方へプロ初のサヨナラ打となる犠牲フライを放ちました。
ルーキーイヤーから、守備でミスをしても打撃で挽回する図太さや、常に初球から振っていく積極的な姿勢など、大器の片鱗を伺わせていた小園ですが、今季は佐々岡真司監督が我慢の起用を続けています。昨季惜しくも逃した打率3割へ、復調のきっかけとして欲しいプロ初の一打に期待の意味も込めて、週間MVPとしたいと思います。
投手陣は、遠藤淳志以外の5投手がいずれも5回以上を投げて3失点以内と、相変わらず先発投手の安定した投球が続いています。前回登板でプロ入り後ワーストの2回8失点で降板した森下暢仁もDeNA戦で7回無失点とさすがの修正を見せました。
リリーフ陣では、24日の試合で同点の9回に登板して1イニングを無失点に抑えた栗林良吏がプロ初ホールドを記録。ルーキーの松本竜也とプロ6年目の矢崎拓也は、ともに巨人戦で2試合に登板して無失点の投球を見せています。
投手の週間MVPに選出したいのが、DeNA戦で9回途中1失点と好投して勝利投手となった大瀬良大地。巨人戦3連敗の悪い流れを断ち切る投球は、まさにエースと呼ぶにふさわしいものだったと言うべきでしょう。
同一カード3タテの裏表となった1週間。強いのか弱いのか、よくわからなくなってきましたが、ひとつ、確信したことがあります。今季、ここまでマツダスタジアムでは11試合で9勝2敗の勝率8割超え。
観客数の入場制限もなくなり、スタンドが真っ赤に染まったホームでは、やっぱり強いということです。まだ声は出せずとも、この“観客パワー”があれば、今年は期待してもいいかもしれません。
文:大久保泰伸
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
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