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牧は最後の攻撃となる12回にも先頭打者として安打を放ち、この回一挙5点の勝ち越し劇の起点となった。殊勲打を放ったのは大和だったが、ヒーローインタビューは大田泰示。途中出場の大田は、11回の打席で移籍初安打となる三塁打を放ち、12回には満塁のチャンスで走者一掃の二塁打で試合を決めた。
投手陣は先発の石田健大が6回1失点と好投し、7回からは砂田、エスコバー、三嶋一輝、田中、伊勢、山崎が1イニングずつ、12回まできれいに0を並べた。三嶋と田中がホールドを記録し、伊勢は今季初勝利となった。
今季は2日に楽天が選手、コーチ計9人の陽性判定で2試合が中止になり、オリックスも5日間で計12人の陽性者が判明して12日からの3連戦の開催を見送るなど、コロナ禍はまだしばらく続くようです。
沖縄で行われる12日からの巨人戦は開催の見込みですが、主力数名のコロナ離脱に加えて、二軍で調整中だったオースティンが右肘手術で米国に帰国、というショッキングなニュースも入ってきました。今季中には復帰の見込みということですが、現在のベイスターズにとっては、弱り目に祟り目、としか言いようのない事態となってしまいました。
開幕からわずか10試合での非常事態の中、出遅れていたソトと新外国人のクリスキーの一軍昇格が決まりました。濃厚接触者の疑いで自主隔離していた大田と石田は11日のチーム練習に合流し、開幕投手の東克樹も復帰が見込まれています。
さらに内野手の伊藤裕季也、田中俊太、外野手では蝦名達夫やルーキーの梶原昂希など、これまで出番のなかった選手にとっては、チャンスが訪れたと前向きに考えるべきでしょう。非常時にチームの結束力がアップする、というのは珍しいことではありません。“災い転じて福となす”とするためにも、残った選手たちには意地を見せてもらいたいところです。
文:大久保泰伸
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
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