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野球 コラム 2022年2月4日

【楽天好き】石井一久監督インタビュー「ポジションはけっこう空いているので“募集中”」

野球好きコラム by 松山 ようこ
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インタビューに答える石井監督

楽天の今季のスローガンは「譲らない!」。キャンプ地のグラウンドにも掲げられていて、選手たちの気迫がいつもにも増して見える。先日、2月2日のキャンプ2日目、石井一久監督が、J SPORTSの生インタビューに登場。

実況の中田浩光アナと、ヤクルトで石井監督とチームメイトだった解説のギャオス内藤さんの質問に、石井監督らしい独特な言い回しも健在で率直に語ってくれたので、その内容をお伝えします。

―― 選手の動き、監督の目にはどのように映っているでしょうか?

順調にメニューを消化してくれています。ピッチャーは身体の強さとして、けっこう仕上げてくれていますし、野手もこの時期にしてはバットが振れていると感じています。

―― ひと安心ですね。

そうですね、これから徐々にいろんなものを“味付け”して、チームとして成り立っていくんじゃないかなと思っています。

―― 昨季は3位に終わりました。1年間監督として、どうでしたか?

難しいシーズンでした。調整段階でもコロナ禍ということもあって、なかなか難しかったはずですが、選手もそれに合わせて、感染防止対策もやってくれたので、非常に感謝しています。思うようにいかないことはあるものですし、逆に言えば、思ってもみないことがいい方向に進んでくれたりするのもシーズン。なので、そこは臨機応変にやっていかないといけない。去年の課題でもあります。

―― 課題の中で特に強化したいことは?

いろいろな部分を強化したいですが、まずは精神面の部分が非常に大事だと思います。僕が来てから、その前からもそうですが、ここ一番で沈んでしまったり、この一戦を勝たなければいけないところで負けてしまったり。そういう勝負弱さが結構あった。「この一戦は負けない」という強い気持ちを持って、試合に臨んでほしいと考えています。

―― まだ2日目ですが、面白い投手はいますか?

新人の松井(友飛)くんですかね。まだまだ荒削りですけど、そういう評価でドラフト入団してもらいました。荒削りのなかでも、将来楽しみだというボールを投げてくれています。

―― ドラフト2位、安田悠馬捕手のスタメンはありますか?

期待して入団してもらったので、なるべくオープン戦で出場機会を数多く与えたいと思っています。

―― 監督から見て、彼のキャラクターはどうですか?

けっこう明るいし、笑顔がいい。やっぱり笑顔は大事だと思います。人を和ませる力がありますから。いろんな相乗効果が見られる笑顔じゃないかなと。ただ、そうした笑顔の一方で、繊細さを持ち合わせているので、あまり小さいことは気にせずに今はやってほしい。そもそも捕手は失敗しかすることがないというか(笑)、褒められることがないポジションなので、しっかりと鉄の心を持って耐えてほしいと思います。

―― キャンプの日程を見ていると、終盤に練習試合が多く組まれています。そのあたりでの狙いや意図について教えてください。

確定しているポジションは2つぐらいしかないです。ですので、奪い合うというか、今年のチームスローガンである「譲らない!」気持ちで(取りに来てほしい)。レギュラーポジションは、しっかりと“譲らない”気持ちを持てるようになるためにも、実戦で成績を残してくれる選手にシーズンを任せたいと考えています。選手たちには、空いているポジションを取りきってほしいと思います。

―― 2つのみとなると、ほとんどのポジションが競争になりますね。

そうですね、けっこう空いているので“募集中”です。

―― 気が早いかもしれませんが、開幕投手や先発ローテーションはどのぐらいに決める予定ですか?

第1クールが終わって、先発ローテーションを担う投手が、どのぐらい順調に調整をしてくれているかというところだと思います。

―― ありがとうございます。監督の笑顔がたくさん見たいのでお願いします。

はい、なんとか笑います(笑)。

***


インタビュー後、ギャオスさんは「決まっている2つは、レフトとセカンドかな。憶測ですけどね」と予想。SNSでも同様に、「島内(宏明外野手)と浅村(栄斗二塁手)だと思う」の声が溢れた。

文:松山ようこ

松山ようこ

松山 ようこ

フリーランス翻訳者・ライター。スポーツやエンターテイメント関連コンテンツの字幕翻訳をはじめ、Webコンテンツ、関連ニュース、企業資料などの翻訳や制作を請け負う。J SPORTSでは、主にMLBや侍ジャパンのほか、2015シーズンより楽天イーグルスを取材し、コラムやインタビュー記事を担当。野球の他にも、幅広くスポーツ選手はじめ著名人を取材。Twitter @yokobooboo

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