人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2021年12月6日

【ハイライト動画あり】ベスト8出揃う。東京ガス、JFE東日本、NTT東日本の関東勢が勝利。都市対抗野球 12月5日の結果

野球好きコラム by 大島 和人
  • Line

12月5日(日)ベスト8が出揃う

第92回都市対抗野球大会は12月5日(日)が大会8日目。2回戦の3試合が行われ、ベスト8が出揃っている。

●三菱重工West(神戸市・高砂市)1-5 東京ガス(東京都)○

三菱重工|1 0 0 0 0 0 0 0 0|1
東京ガス|2 1 0 0 2 0 0 0 X|5

東京ガスは左腕・高橋佑樹、三菱重工Westは右腕・湯川翔太が先発。どちらも1回戦から先発を変えてきた。先攻の三菱重工Westは1回、無死1・2塁のチャンスを作ると今大会好調の3番・福永裕基がレフト前にタイムリー安打。幸先よく先制する。しかし、4番・皆川仁は空振り三振に倒れ、5番・西岡武蔵は三ゴロ併殺と1点止まりに終わった。

東京ガスは1回、1番・石川裕也が四球で出塁すると、2番・楠研次郎がレフト線にタイムリー二塁打を放って追いつく。さらに二死2塁から5番・加藤雅樹もセンター前タイムリー安打で続き、すぐさま逆転に成功した。

東京ガスは2回にも1番・石川裕也が二死2塁からセンター前にタイムリー安打。5回には二死から3番・小野田俊介が左中間にタイムリー二塁打。一塁走者はアウトのタイミングにも見えたが、送球の乱れを突いて生還に成功する。さらに二死1、3塁から5番・加藤雅樹はレフト前タイムリーで続き5-1とリードを広げた。

先発の高橋佑樹は毎回のように複数の走者を出すやや苦しい内容だったが、2回以降は粘りを見せて三菱重工Westの追加点を許さない。さらに三宮舜、宮谷陽介の両左腕が7回以降を締めて、三菱重工Westに5-1と勝ち切っている。

都市対抗野球2021

【ハイライト】東京ガス vs. 三菱重工West

●大阪ガス(大阪市)0-1 JFE東日本(千葉市)○

大阪ガス |0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
JFE東日本|0 0 0 0 0 0 1 0 X|1

JFE東日本は平野暖周、東京ガスは秋山遼太郎が先発。JFE東日本の落合成紀監督はハナマウイから補強された右腕を優勝候補相手の先発に抜擢した。大阪ガスは3回、この回先頭の8番・古川昂樹が二塁打で出塁。JFE東日本の先発・平野暖周は二死から連続四球で二死満塁のピンチを迎える。

しかし、平野は大阪ガスの4番・末包昇大を空振り三振に切って取り、ピンチを脱出した。平野は3イニングを零封してマウンドを降りる。JFE東日本は4回、一死満塁の大チャンスを迎える。ここは5番・峯本匠がファーストゴロ併殺に倒れ、先制できない。

JFE東日本は5回から3番手投手に林桂太を起用する。1回戦でも好投している右腕が、140キロ台中盤の速球とキレの素晴らしいスライダーで強打の大阪ガスを封じていく。5回二死2塁のピンチは大阪ガスの4番・末包昇大を三振に切って取った。広島東洋カープ6位指名の末包昇大は4打席4三振と持ち味を完全に封じられた試合だった。

試合が動いたのは7回。JFE東日本は一死満塁のチャンスを掴むと、大阪ガスの2番手・高橋拓巳から8番・山田和哉が死球を受けて押し出し。9番・志賀巧朗に二塁ライナー併殺に倒れて1点止まりだったが、結果的には押し出しが決勝点になった。JFE東日本は1-0で優勝候補筆頭・大阪ガスを撃破。林桂太が5イニングを零封し、好リリーフで勝利の立役者となっている。

都市対抗野球2021

【ハイライト】JFE東日本 vs. 大阪ガス

●TDK(にかほ市)1-3 NTT東日本(東京都)○

TDK|0 0 0 0 0 1 0 0 0|1
NTT|0 1 0 0 0 0 2 0 X|3

NTT東日本は片山楽生、TDKは鈴木大貴が先発。片山は白樺学園高校から入社して1年目の本格派右腕だ。NTT東日本は2回、6番・長澤壮徒が一死1塁から右中間に運ぶタイムリー二塁打を放ち先制。その後は片山楽生が思い切りの良い投球で好投を続けていた。しかし6回、TDKは1番・北畠栞人が一死からライトにソロ本塁打を放ち、1-1の同点に。片山も6回途中で降板する。

NTT東日本は野口亮太、熊谷拓也、沼田優雅といった実力者を小刻みに起用し、TDKの追加点を許さない。7回からはベテラン大竹飛鳥をマウンドに送り、万全の継投を見せる。打線は7回1番・下川知弥が一死2・3塁からライトに犠牲フライを放って勝ち越し。さらに相手投手の暴投でもう1点を追加し、3-1とリードを広げる。

TDKのエースでオリックス・バファローズ7位指名の右腕・小木田敦也は8回裏に登板し、三者凡退に封じた。しかし、味方の援護を得られず、最後の都市対抗はベスト16に終わった。NTT東日本は最終的に6投手をつぎ込む小刻みな継投で相手打線を1点に封じ、3-1で勝利。ベスト8入りを決めている。

文:大島和人

都市対抗野球2021

【ハイライト】NTT東日本vs.TDK

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ