人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2021年12月4日

【ハイライト動画あり】JR東日本東北、9回裏に4点差をひっくり返し逆転サヨナラ勝ち。都市対抗野球 12月3日の結果

野球好きコラム by 大島 和人
  • Line

12月3日(金)大会6日目 1・2回戦3試合

第92回都市対抗野球大会は12月3日(金)が大会6日目。この日の第2試合から2回戦に入った。

○TDK(にかほ市) 5-4 西部ガス(福岡市)●

TDK |0 1 0 1 0 2 1 0 0|5
西部ガス|0 4 0 0 0 0 0 0 0|4

西部ガスの先発は村田健、TDKの先発はオリックス・バファローズ7位指名の小木田敦也で試合開始。TDKは2回、7番・三河聖央が二死3塁からセカンドにタイムリー内野安打を放って先制。しかしその裏、エースの小木田敦也が打ち込まれる。

西部ガスは8番・金澤達弘が一死1・3塁からセンター前にタイムリー安打。さらに二死から1番・犬塚慶が右中間に3ラン本塁打を放って4-1とリードを広げる。小木田はそこから立ち直ったものの、5回を被安打7、4失点で降板した。

TDK打線も粘りを見せる。4回には6番・齋田海斗がタイムリー安打を放って2点差に。6回表には5番・浅沼佑亮が西部ガスの2番手・鷲崎淳から二死2・3塁から2点タイムリー安打を放って4-4の同点とする。

TDKが相手の追加点を許さなかった立役者は捕手の奥村幸太。西部ガスが5度試みた盗塁を4つ刺し、ピンチを未然に防いだ。そして7回、TDKは1番・北畠栞人が一死1・3塁からレフト線にライナーを打ち返す。レフトはよく捕球したものの、これが犠牲フライとなり、5-4と勝ち越す。

投手陣は2番手の田中太一(元巨人/能代松陵クラブからの補強)が1イニング、鈴木大貴が3イニングを零封。先発9人中8人が安打、5人が得点を記録する“全員野球”で逆転勝利を挙げた。

都市対抗野球2021

【ハイライト】TDK vs. 西部ガス

●NTT西日本(大阪市)6-7 JR東日本東北(仙台市)○

NTT西日本|0 1 1 1 1 0 2 0 0 |6
JR東日本東北|0 1 0 0 1 0 0 0 5X|7

大会はここから2回戦に入る。JR東日本東北は1回戦に続いて竹本祐瑛が先発。NTT西日本は1回戦にリリーフ登板している日本新薬からの補強・西川大地が先発を任された。よもやの大逆転劇で試合は決着している。

NTT西日本は2回。7番・山田峻士の犠牲フライで先制。その裏に同点とされたものの、3回に9番・中村篤人の本塁打で再び2-1と勝ち越す。NTT西日本はさらに4回、6番・長田涼平が一死からタイムリー二塁打。5回にも3番・藤井健平のタイムリー内野安打で1点を加える。

JR東日本東北も5回、3番・鈴木聖歩のタイムリー二塁打で2点差に詰める。しかし、NTT西日本は7回に7番・山田峻士のソロ本塁打、2番・平良竜哉のタイムリー二塁打で2点を加え、6-2とリードを4点差に広げた。そして、NTT西日本は9回、クローザーの吉元一彦を起用して試合を締めにいく。

だが、JR東日本東北は先頭の代打・若林蒼太がセンター前安打で出塁すると、さらに連続2四球で無死満塁のチャンス。ここで西村亮監督は4番、5番に代打を起用する思い切った手を打った。履正社高校から入社した新人の代打・大西蓮は無死満塁からセンター前タイムリー安打を放ち3点差。

続く代打・望月直也もライト前にタイムリーを放ち2点差。なお、無死満塁とチャンスが続くところで、吉元一彦を降板に追い込んだ。JR東日本東北の攻勢は止まらない。一死から7番・夷塚圭汰が押し出しの四球を選び1点差。8番・小山倭誠のレフト前タイムリー安打で同点となる。

さらに9番・金沢龍介は一死満塁からレフトに犠牲フライ。ここで試合が決着した。JR東日本東北が最終回に4点差をひっくり返し、7-6のサヨナラ勝ちを飾っている。

都市対抗野球2021

【ハイライト】JR東日本東北vs. NTT西日本

○セガサミー(東京都) 8-0 日本製鉄かずさマジック(君津市)●

セガサミー|0 0 1 0 5 0 2 0 0|8
日本製鉄 |0 0 0 0 0 0 0 0 0|0

セガサミーは1回戦に続いて草海光貴が先発。日本製鉄かずさマジックはテイ・エステックからの補強・中本光紀を先発に抜擢した。セガサミーは3回、4番・根岸晃太郎が二死1・2塁からタイムリー安打を放ち先制する。

しかし、その裏に一死2・3塁のピンチを招き、日本製鉄かずさマジックの9番・奈良原稔也にレフトフライを放たれた。ここはショート中川智裕が中継から見事な本塁送球を決め、タッチアップの走者を刺してリードを守る。

これで勢いづいたセガサミーは5回、1番・植田匡哉が一死からレフトに犠牲フライを放つ。さらに二死満塁として5番・市根井隆成のセンター前に2点タイムリー安打。6番・森龍馬も左中間に弾き返してもう2点が入り、1イニングで一挙5点を加えた。

セガサミーは7回にも2点を加え、大きな援護を得た草海は7イニングを零封。8回以降は門間滉介、陶久 亮太、舘和弥、石垣永悟と細かくつなぎ、8-0の快勝を果たしている。

文:大島和人

都市対抗野球2021

【ハイライト】日本製鉄かずさマジックvs. セガサミー

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ