人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2021年12月2日

【ハイライト動画あり】好投手が次々に登場した大会4日目。広島2位指名・森翔平、千葉ロッテ3位・廣畑敦也、5位・八木彬が揃って登板。都市対抗野球 12月1日の結果

野球好きコラム by 大島 和人
  • Line

12月1日(水)大会4日目 1回戦3試合

第92回都市対抗野球大会は12月1日(水)が大会4日目。この日も1回戦の3試合が行われた。

○日本通運(さいたま市)3-1 パナソニック(門真市)●

日本通運|1 1 0 0 0 0 0 0 1|3
パナソニ|0 0 0 0 0 0 0 0 1|1

パナソニックは與座健人、日本通運は前田敬太が先発。なお、東京ヤクルトスワローズ3位指名の右腕・柴田大地はコンディションの問題でベンチ入りしなかった。日本通運は1回、先頭打者・添田真海が二塁打で出塁すると、2番・大谷昇吾がバントで送り、3番・稲垣誠也がセンターに犠牲フライ。わずか5球で1点を先制する。

日本通運は2回にも無死から5番・森松裕次郎がレフトにソロ本塁打を放ち、試合は2-0。先発の前田敬太は初回から四死球を出さず、安定した投球を見せる。さらに7回一死2塁のピンチでは2番手に左腕・庄司拓哉を起用し、相手の左打者2人を打ち取る万全の継投。

9回には二死から7番・木南了がダメ押しのタイムリーを放ち、さらに1点を追加する。パナソニックも9回裏に田中宗一郎のタイムリー安打で意地は見せたものの、日本通運が3投手の継投で接戦を制している。

都市対抗野球2021

【ハイライト】日本通運 vs. パナソニック

○東京ガス(東京都)3-2 ミキハウス(八尾市)●

東京ガス|0 0 0 3 0 0 0 0 0 |3
ミキハウ|0 0 0 2 0 0 0 0 0 |2

ミキハウスは藤井貴之、東京ガスは益田武尚が先発。藤井は日本生命からの補強で、33歳の右サイドハンドだ。益田は北九州市立大学出身の新人で、入社後はリリーフがメインだったものの、大一番の先発に抜擢された。ミキハウスは東京五輪空手女子形の銀メダリスト・清水希容さんがマスコットキャラクターとしてベンチ入り。同僚の戦いを“声”で後押しした。

東京ガスは4回、二死からの連打で先制する。まず9番・北本一樹が二死2塁からレフト前にタイムリーを放って自らも送球間に2塁へ進塁。すると1番・石川裕也もセンター前のタイムリー安打で続く。さらに安打と相手の失策で二死満塁として、4番・地引雄貴が三遊間深くにタイムリー内野安打。3-0として藤井貴之を降板に追い込んだ。

ミキハウスもその裏、3番・原田拓実が一死2塁からセンターオーバーのタイムリー二塁打。5番・長谷川成就は二死3類から一塁強襲の二前タイムリー安打を放ち、2-3と1点差に詰める。ただし、益田武尚が崩れたのはこの回だけで、最速153キロを計測する速球を武器に5回まで投げ切った。

その後は両チームのリリーフ陣が好投する。東京ガスは8回、一死1・2塁のピンチを招くと、ここでエース臼井浩が登場。臼井は一死満塁と一旦ピンチを広げたものの、5番・長谷川成就を注文通りのショートゴロ併殺に打ち取り“火消し”に成功する。

ただ、ミキハウスも粘りを見せた。9回には二死2塁から9番・伊藤将大が執念のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取る。しかし1番・立花允夫の二ゴロは相馬優人の好守に阻まれ、あと1点が届かなかった。

清水さんは試合後に「負けたのは悔しいですが、チームは最後まで諦めずに、1つになっていました。初めての都市対抗は、エネルギーに満ちていました」とコメント。16年ぶり出場のミキハウスも、堂々たる戦いを見せた。

都市対抗野球2021

【ハイライト】東京ガス vs. ミキハウス

●三菱自動車倉敷オーシャンズ(倉敷市)1-2 三菱重工West(神戸市・高砂市)○

三菱自動車|0 1 0 0 0 0 0 0 0 |1
三菱重工W|0 0 2 0 0 0 0 0 X |2

三菱自動車倉敷オーシャンズは廣畑敦也(千葉ロッテマリーンズ3位)、三菱重工Westは森翔平(広島東洋カープ2位)、八木彬(千葉ロッテ5位)とドラフト組3投手が絡む注目のカード。三菱自動車倉敷は彦坂魁人、三菱重工Westは森翔平が先発した。

三菱自動車倉敷は2回、6番・渕上大地の二塁打で一死2・3塁とチャンスを広げる。二死からパスボールで三塁走者が生還し、1点を先制した。三菱重工Westは3回、3番・福永裕基が二死2・3塁からセンター前タイムリー安打。日本新薬からの補強選手がチャンスで結果を出し、2-1と逆転に成功する。

三菱重工Westの森翔平は最速こそ148キロにとどまったが8回まで被安打3、1失点、自責点0と好投。終盤には廣畑敦也、八木彬がいずれもリリーフで登場する。廣畑は7回一死、八木は9回からの登板で、いずれも150キロ超の速球を披露。無失点で役割を果たした。

好投手が次々に登場した大会4日目を象徴する投手戦は三菱重工Westが2-1で制し、2回戦進出を決めている。

文:大島和人

都市対抗野球2021

【ハイライト】三菱自動車倉敷オーシャンズ vs. 三菱重工West(ドラフト指名3投手が登板)

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ