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野球 コラム 2021年11月22日

前回優勝のHonda、初出場の北海道ガス、新人エースのJR東日本東北、オリックス指名選手を擁するTDK、初戦突破に挑む伏木海陸運送。都市対抗野球大会チーム紹介(前回優勝・北海道・東北・北信越代表)

野球好きコラム by 大島 和人
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鈴木大貴も昨年の都市対抗で154キロを記録している右のサイドハンド。流通経済大学から入社して2年目で、ドラフト指名こそなかったが、小木田と並ぶ2枚看板だ。

佐藤開陸は2次予選で登板していないが、高卒3年目の有望左腕。165センチと小柄ながら140キロ台のキレのある速球が武器で、昨年の都市対抗でも好投している。

加えて今大会は補強で能代松陵クラブの右腕・田中太一が加わっている。読売ジャイアンツ、セガサミーでプレーした28歳で、181センチ・98キロのパワーピッチャー。彼も過去に150キロ台の速球を投げていた。トレーニングが進化し、昨年の都市対抗では10人以上が150キロ台を記録していたとはいえ、1チームに「150キロ腕」が複数揃うチームはなかなかない。

なお、「夏井四兄弟」の脩吉、健吉はいずれもTDK所属。脩吉はショートのレギュラーとして2次予選に出場している。20代前半、中盤の若手が活躍していることもチームの特徴。入社2年目の北畠栞人は走攻守揃った頼りになる外野手。2次予選では打率4割を記録してリードオフマンの働きを果たした。

◆伏木海陸運送(高岡市/2年連続6回目)北信越代表

初戦突破に挑む伏木海陸運送

昨年の第91回大会では強豪・パナソニックに1-2と惜敗した伏木海陸運送が、ベテラン好投手を得て東京ドームに戻ってきた。今大会は念願の初戦突破がかかる。

北陸2次予選では新加入の西納敦史が大車輪の活躍を見せた。準決勝・信越硬式野球クラブ戦では5回を零封して勝ち投手になると、翌日の決勝・バイタルネット戦では完投勝利を挙げて胴上げ投手となった。

西納は178センチ・75キロの右サイドハンドで、30歳のコーチ兼任投手。昨季まで三菱重工名古屋でプレーしていたが、チームの統廃合に伴って退社&移籍してきた。石川県出身で、富山大学出身の彼にとって高岡は“ホーム”というべき土地。速球は130キロ台だが、動く球筋が特徴で投球術も傑出している。

打線は180センチ台の大型選手が見当たらない陣容だがそれでも強力。3番・ショート番場駿、4番・ファースト乙野賢人はいずれも2次予選3試合で3打点ずつを記録している。田中翔は9年目のベテランで、決勝戦では決勝3ランを放っている。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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