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野球 コラム 2021年11月22日

ドラフト指名選手が14名登場。社会人野球の最高峰「都市対抗野球大会」が11月28日に開幕

野球好きコラム by 大島 和人
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前回優勝のHonda

社会人野球の最高峰「第92回都市対抗野球大会」が、11月28日(日)に開幕。12月9日(木)の決勝戦まで、東京ドームで計31試合が組まれている。本年度も昨年の第91回大会に続き、晩秋の開幕となった。昨年と同様に今年も東京オリンピックが7月に開幕することを想定し、開催時期が日本選手権とスイッチされた。

昨年の第91回大会は関係者の多大な努力、綿密な対策によりコロナ禍の中でも有観客開催にこぎつけた。ホンダ(狭山市)が、11年ぶり3度目の優勝を果たして大会は幕を閉じている。

今大会も全席の指定席化、試合ごとの入替制は踏襲される。昨年に続いて試合日、試合順を任意で設定できる「特定試合シード」は活用されない。同地区の予選で敗退したチームから選手を3名までをレンタルできる「補強選手制度」は例年通りだ。

出場チーム中で最多出場回数を誇るのはパナソニック(門真市)で55回。通算61回の出場を誇る日本生命は近畿地区予選で破れた。初出場は北海道ガス(札幌市)とエイジェック(小山市)の2チームだ。

10月11日に開催されたプロ野球ドラフト会議では、社会人球界からJR東日本の左腕・山田龍聖(巨人2位)、三菱重工Westの左腕・森翔平(広島)2位ら、計15選手が指名された。そのうち14名は今大会に登場する。

昨年は禁止されたチーム応援団の応援が、今大会は認められる。郷土芸能などのゲスト出演は制限されるものの応援リーダー、チアリーダー、マイク担当者、ブラスバンドの通常応援が許される。人数は応援団が30人以内、ブラスバンドが40人以内と制限されるが、都市対抗の“華”というべきステージの復活は喜ばしいニュースだ。

出場32チームの内訳はこうなっている。

◆推薦(前年度優勝):1枠
・狭山市(Honda(5年連続35回目)

◆北海道:1枠
・札幌市(北海道ガス(初出場)

◆東北:2枠
・仙台市(JR東日本東北(2年ぶり27回目)
・にかほ市(TDK(2年連続16回目)

◆北信越:1枠
・高岡市(伏木海陸運送(2年連続6回目)

◆北関東:2枠
・日立市(日立製作所(3年連続39回目)
・小山市(エイジェック(初出場)

◆南関東:3枠
・さいたま市(日本通運(7年連続46回目)
・君津市(日本製鉄かずさマジック(3年ぶり13回目)
・千葉市(JFE東日本(3年連続25回目)

◆東京:4枠
・東京都(東京ガス(3年ぶり22回目)
・東京都(NTT東日本(6年連続45回目)
・東京都(セガサミー(2年連続12回目)
・東京都(JR東日本(12年連続24回目)

◆西関東:2枠
・横浜市(三菱重工East(2年ぶり12回目)
・横浜市(ENEOS(2年連続51回目)

◆東海:6枠
・浜松市(ヤマハ(3年連続42回目)
・名古屋市(東邦ガス(5年連続15回目)
・豊田市(トヨタ自動車(7年連続23回目)
・大垣市(西濃運輸(3年ぶり38回目)
・名古屋市(JR東海(2年ぶり30回目)
・東海市(日本製鉄東海REX.(4年ぶり14回目)

◆近畿:5枠
・大阪市(大阪ガス(4年連続27回目)
・八尾市(ミキハウス(16年ぶり2回目)
・神戸市・高砂市(三菱重工West(2年ぶり37回目)
・門真市(パナソニック(6年連続55回目)
・大阪市(NTT西日本(7年連続32回目)

◆中国:2枠
・東広島市(伯和ビクトリーズ(3年ぶり10回目)
・倉敷市(三菱自動車倉敷オーシャンズ(2年連続9回目)

◆四国:1枠
・高知市(四国銀行(2年連続20回目)

◆九州:2枠
・大津町(Honda熊本(6年連続15回目)
・福岡市(西部ガス(2年連続6回目)

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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