ジャイアンツvs.ドジャース、レギュラーシーズン107勝と106勝の最強西海岸対決。ナ・リーグ ディビジョンシリーズ展望

ラングス記者が次に着目したのは、今回の西海岸シリーズが「レギュラーシーズン最高勝率チームvs.現世界王者」という構図になる点であり、記事によると、ディビジョンシリーズでシーズン最高のチームと、ワールドシリーズのディフェンディングチャンピオンが対戦するのは、史上3回目のこと。

これまでは2012年ナ・リーグディビジョンシリーズのカージナルスvs.ナショナルズ、そして2008年ア・リーグディビジョンシリーズのレッドソックスvs.エンジェルスが同様の構図だったとのこと。

この他、記事ではこのシリーズを興味深くしているポイントとして、「両チームによる今季レギュラーシーズンの対戦成績はジャイアンツ10勝に対しドジャース9勝と拮抗しており、直接対決の得点もドジャースが80点、ジャイアンツが78点と僅差だった」点。

そして「シーズン前にファングラフが出した数値ではジャイアンツのポストシーズン進出の可能性は5.7％だったのに対し、ドジャースは98.4％だった」点を挙げている。

サンフランシスコのオラクルパークが舞台となるシリーズ初戦、ドジャースはウォーカー・ビューラー（16勝4敗、防御率2.47）、ジャイアンツはローガン・ウェブ（11勝3敗、防御率3.03）が先発登板する予定となっている。