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野球 コラム 2021年9月19日

ダルビッシュ有、7回無失点の快投もパドレスはワイルドカード争いのライバルに敗戦

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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快投もチームの勝利はならず

パドレスのダルビッシュ有は現地9月18日(日本時間19日)、敵地ブッシュスタジアムでのカージナルス戦に先発登板すると、ナショナル・リーグのワイルドカード争いを繰り広げるライバルを相手に7回を投げ、3安打無失点9奪三振と、面目躍如の快投。

しかし、ブルペンが終盤に逆転を許し、今季9勝目はお預けとなった。試合はパドレスが2-3で敗れ、プレーオフ進出へ向け、余りにも手痛い黒星を喫した。

地元紙『サンディエゴユニオントリビューン』は、同日付で電子版に掲載した試合の振り返り記事のなかで、この試合の重要性について、内野手ジェイク・クロネーンワースのコメントを以下のように引用した。

「シーズンでこういうポイントに差し掛かると、誰もが自分の仕事に対して超情熱的になるし、勝ちたくなる。僕らはそういう位置にいるんだ」。そして、記事では、「ダルビッシュは今季2度目の零封登板で、パドレスをそれができる立場に持って行った」と、右腕の快投を伝えた。

一方、『MLB.com』は同日付で掲載した試合の速報記事の冒頭で、「散々だった1ヶ月を振り払うべくセントルイスへと乗り込んだパドレスは、土曜の夜にブッシュスタジアムで、今季最も残酷といえる敗戦を喫した」とした。


その上で、「ユウ・ダルビッシュの見事な7回と、セントルイスのエース、アダム・ウェインライトに対するどうにか足りるだけの攻撃を見せたにもかかわらず、パドレスは8回にタイラー・オニールにホームランを浴び、3-2でカージナルスに屈することとなった」と伝えた。

記事では、この日の右腕について、「ダルビッシュはシリーズの雰囲気をリセットした」と評し、「ダルビッシュは試合の前半を支配し、3回から6回にかけて対戦した10人の打者から7三振を奪った」とした。

そして、「ダルビッシュの三振を奪う能力は、カージナルスの先頭2人が出塁した4回と6回に大いに役立ち、どちらもケースも続く2人の打者を連続三振、それも4人全てを見逃し三振で打ち取った」と、ここぞという場面で相手打者を幻惑させた投球内容について言及した。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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