人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2021年8月20日

大谷翔平、ベーブ・ルースの生まれ変わりかと言うと、事はそんなに単純ではない

MLBコラム by J SPORTS 編集部
  • Line

オオタニのピッチングの成績は8勝1敗、防御率2.79と、ルースがフルタイム投手としてプレーしていた頃と同じように、リーグトップに近い数字となっている。打者として、オオタニは本塁打でメジャーを、長打率でアメリカン・リーグをリードしており、これも確実にルース的業績と言える」。

ルースはヤンキースへ移籍した1920年以降は、実質的に打者に専念しているため、前述したように二刀流選手として大谷と比較できるのは、上記の2シーズンのみ。

時代が違うため、単純に比べることはできないが、それでも当時のルースの成績と隣り合わせで見ると、今季の大谷の二刀流選手としての数字が如何に傑出しているかは理解できる。

なお、記事では1920年以降のルースについて、「打者としてのルースの猛烈な進化の理由がピッチングを止めたことに完全に、あるいは部分的に、起因しているのかどうか100%定かではない」とし、「彼は1920年に25歳だったが、これは選手のスタッツが急激に向上する年齢だ」とした。

その上で、「仮に1920年代のルースが数日おきに投手として登板していたとしても、当時の彼は本塁打を量産していただろうと推測する者もいる」と、何となく、やんわりとレジェンドを擁護している。

今の大谷と比較してしまうと、たとえベーブ・ルースであれ、そうした援護射撃的な記述を必要とするということであろう。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ