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大谷翔平の自己最速弾(188.6キロ)で幕を上げたニューヨークでの“ショウ・タイム”は、シリーズ第2戦で更なる盛り上がりを見せた。
【 #エンゼルス 】#大谷翔平 アウェイのヤンキースタジアムで2試合3ホームランの大活躍!
— MLB Japan (@MLBJapan) June 30, 2021
今日の2ホームランで本塁打数は28本に!2位のゲレーロJr.に2本差をつけ両リーグ単独首位です
そして明日はヤンキース戦で先発します #日本人選手情報 https://t.co/zqKLBXuqSe pic.twitter.com/ZfyHt2M9fW
現地6月29日(日本時間30日)に敵地ヤンキースタジアムで行われたヤンキース戦に2番・指名打者で先発出場した大谷は、3回の第2打席でMLB単独トップに躍り出る今季27号ソロを放つと、5回の第3打席には弾丸ライナーで右翼スタンドに飛び込む28号2ランを放った。
スタットキャストによると、チェンジアップを捉えた27号の推定飛距離は395フィート(約120.4メートル)、打球初速は109.6マイル(約176.4キロ)、そして速球を弾き返した28号の推定飛距離は356フィート(約108.5メートル)、打球初速は112.4マイル(約180.9キロ)だった。
全国紙『USAトゥデイ』は同日付で電子版に「ショウヘイ・オオタニはヤンキースからの2ホーマーをMVP資格に追加」と題した記事を掲載。
その冒頭で、「火曜にヤンキースタジアムで2本のホームランを放ったショウヘイ・オオタニのパフォーマンスを持ってすると、出てくるであろう“ブロードウェイ・ショウ”の駄洒落を我慢するのはほとんど不可能だ」と伝えた。
ヤンキース第3戦は先発
さらに記事では、「シリーズ初戦の月曜にホームラン1本を放ち、火曜にもう2本打ったオオタニはアンコールになにができるのだろうか?」と前置きした上で、「二重の役割を果たしている彼は、これまで59回1/3を投げて防御率2.58に82奪三振という輝かしい成績を引っ提げて、水曜はヤンキース相手にマウンドに上がるのである」と“アンコール”の演目を紹介。
そして、記事は「現在、誰がアメリカン・リーグMVP争いで先頭に立っているかについて、疑いの余地はあるだろうか?」との一文で結ばれている。
なお、地元紙『オレンジカウンティレジスター』が電子版に掲載した記事によると、勢いの止まらない二刀流スターについて何を楽しんでいるかと問われたジョー・マドン監督は、「彼がどれくらいエンジョイしているか(を見て楽しんでいる)。彼は本当にエンジョイしているんだ。彼はこれに喜びを感じている」。
「彼は野球が選手として、模範として必要としているものなんだ。彼は一瞬一瞬が全てなんだ。彼はいつでも準備ができている。彼はいつでも機嫌が良い。彼を好きになる理由はかなり多くあるんだ。私は彼が野球を楽しんでプレーしているのを見て楽しんでいるんだ」。と述べたとのこと。
『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者の投稿した記事によると、「マドン監督は水曜に先発登板するオオタニが打席にも立つことを見込んでいる」とのことなので、第1幕「自己最速弾」、第2幕「メジャー独走マルチホーマー」と続いた“ブロードウェイ・ショウ”は、第3幕「NYにリアル二刀流降臨」へと続くことになる。
J SPORTS 編集部
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