人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2021年6月17日

大谷翔平、19号本塁打と10個目の盗塁。指揮官にバントヒットを称賛され、明日は先発

MLBコラム by J SPORTS 編集部
  • Line

エンジェルスの大谷翔平は現地6月16日(日本時間17日)、敵地でのアスレチックス戦に2番・指名打者で先発出場すると、第2打席で右翼スタンド中段に飛び込む今季19号ソロ弾を放った。

大谷はその後の打席で、技ありのバントヒットで出塁すると、二盗を成功させ、今季の盗塁を2桁の10に伸ばした。試合はエンジェルスが4-8で敗れ、シリーズ3連敗でスイープを喫した。

前日の試合でも右翼スタンドへ飛距離429フィート(約130.8メートル)、打球初速115.8マイル(約186.4キロ)の18号本塁打を放っていた大谷による19号の飛距離は、435フィート(約132.6メートル)に達した。なお、この本塁打の打球初速は110.9マイル(約178.5キロ)だった。

19号本塁打、盗塁も2桁に

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、同日付で投稿した記事の冒頭で、この日も躍動感溢れるプレーを見せた二刀流スターについて、「二刀流スーパースターのショウヘイ・オオタニは、水曜のアスレチックス戦でシーズン19号弾をかっ飛ばすと、今季3度目のバントヒットを決めて10個目の盗塁を記録するなど、あらゆるプレーを見せた」とした。

その上で、「ああ、それに彼は(現地)木曜の試合で先発マウンドに上がる予定であり、今季は9試合で先発登板して、防御率を2.85としている」と付け加えた。

ボリンガー記者はこの記事の中で、2試合連続の18号と19号が共に左腕から放った本塁打だったことに着目し、「今回は、彼が今季左腕から放った8本目の本塁打であり、彼はサウスポーからも打てることを証明している」と伝えている。

また、バントヒットについては、「三塁線への完璧なバントヒット」と表現しつつ、一塁への激走について、「彼は一塁までの走塁で秒速29.8フィートに達したのだが、これはエリートレベルと言われる秒速30フィートをわずかに下回る速度だった」と伝えた。記事によると、今季バントヒットを3回決めているのは大谷を含め、6人のみとのこと。

また、前述の通り、大谷はバントヒットで出塁した後、盗塁を成功させているが、今季これまで本塁打と盗塁の両方を2桁に乗せているのは、大谷、トレイ・ターナー(ナショナルズ)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)、そしてロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)の4人のみとなっている。

記事によると、エンジェルスのジョー・マドン監督は大谷のバントヒットについて、「あれは、またしても1985年のベースボールの再来だった。先頭打者として出塁したあの彼のプレーは、とても非利己的であり、深い意味があった」。

「私が話している彼の本能や野球の洞察力とは、あのことなんだ。彼は思考する野球選手なんだ。そして私にとって、あのバントヒットは、600フィートの本塁打よりも素晴らしいものだった」と述べ、称賛を送ったとのこと。

大谷は日本時間の明日18日(金)朝に、コロナ禍以降では初めてフルキャパシティに戻るエンジェルスタジアムにて、先発登板する予定となっている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ