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野球 コラム 2021年6月10日

【ハイライト動画あり】慶應義塾大学、関西学院のドラフト上位候補を打ち崩してベスト4。全日本大学野球選手権

野球好きコラム by 大島 和人
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6月10日(木)準々決勝第2試合

第70回全日本大学野球選手権記念大会は7日に開幕し、本日が大会4日目。神宮では準々決勝の4試合が行われる。第2試合は慶應義塾大学(東京六大学連盟)と関西学院大学(関西学生連盟)の対戦となった。

関学の先発は1回戦から中1日の黒原拓未(4年/智辯和歌山)。慶應の先発は今大会初登板の増居翔太(3年/彦根東)。いずれも大学球界を代表する左腕がマウンドに立った。

慶應は1回表、4番・正木智也(4年/慶應)が一死1・3塁からレフトに犠牲フライを放つ。5番・福井章吾(4年/大阪桐蔭)がセンター前タイムリー安打で続き、2点を先制する。

関学も反撃。2回裏に7番・佐藤海都(3年/市立尼崎)がレフトにソロ本塁打を放つと、4回裏にも3番・大谷優斗(4年/大社)がレフトにソロ本塁打。本塁打2発で2-2の同点に追いついた。

しかし、慶應は5回表、関学を再び突き放す。2番・渡部遼人(4年/桐光学園)、3番・下山悠介(3年/慶應)の連打で一死満塁のチャンスを作ると、4番・正木の死球で勝ち越しに成功。5番・福井もライトに犠牲フライを放って、4-2とリードを広げる。慶應がドラフト上位候補・黒原拓未を5回で降板に追い込んだ。

慶應はさらに6回表も1番・新美貫太(4年/慶應)の犠牲フライで5−2とリードを広げ、試合を優勢に進める。慶應は7回裏に1失点を喫したものの、2番手の橋本達弥(3年/長田)が8・9回を零封。

慶應義塾大学がプロ注目の正木智也、キャプテン福井章吾らの活躍で関西学院大学を5−2で下し、準決勝進出を決めている。

全日本大学野球選手権2021

【ハイライト】準々決勝 関西学院大学 vs. 慶應義塾大学

◆試合結果

慶應義塾大学|2 0 0 0 2 1 0 0 0|5
関西学院大学|0 1 0 1 0 0 1 0 0|3

◆バッテリー

・慶應義塾大学:○増居、橋本達-福井
・関西学院大学:●黒原、苅部、山本晃、鈴木也-佐藤海

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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