【ハイライト動画あり】関西学院大学、松山大学に勝って57年ぶりの勝利。全日本大学野球選手権

6月8日（火）1回戦　神宮球場第1試合

全日本大学野球選手権の第2日、神宮球場での第1試合は関西学院大学（関西学生連盟）と松山大学（四国地区大学連盟）が対戦。試合は先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点を重ねた関西学院大が勝利した。

1回裏、関西学院大は一死1・2塁から、4番・杉園のライト線へのヒットで先制すると、内野ゴロの悪送球でもう1点を加え、試合の主導権を握る。また、3回裏には四球で出た2人のランナーを6番・石井雄がレフトオーバーの2塁打で返し、2点を追加。リードを4点に広げる。

4回表、松山大学も反撃、5番・朝比奈の適時打で1点返すが、後続が続かず1点止まり。すると、関西学院大は6回裏、一死2塁から代打・守山の適時打で1点を追加。さらに7回裏には松山大のエラーもあり、もう1点を追加。

結局、6-1で試合終了。28年ぶり出場の関西学院大が、1964年以来の初戦突破を果たした。先発のドラフト候補の黒原は緊張感が見られたものの、徐々に調子を上げ、7回1失点5安打8三振。リリーフの鈴木也も2回を無安打4三振と好投した。

◆試合結果

松山大学｜0 0 0 1 0 0 0 0 0｜1
関西学院｜2 0 2 0 0 1 1 0 X｜6

◆バッテリー

・松山大学：●菊池、舩田、松田-田中
・関西学院：○黒原、鈴木也-佐藤海