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野球 コラム 2021年6月5日

大谷翔平、2勝目。メジャー先発20試合目で初の無四球

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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エンジェルスの大谷翔平は現地6月4日(日本時間5日)、本拠地エンジェルスタジアムでのマリナーズ戦に2番・投手で先発出場すると、打席では快音を響かすことはできなかったが、マウンド上では6回を投げ、4安打2失点10奪三振無四球と好投。相手打線の快音を最小限に抑え、今季2勝目を挙げた。試合はエンジェルスが3−2で勝利した。

地元紙『オレンジカウンティレジスター』は、同日付で電子版に掲載した試合の速報記事の冒頭で、「金曜夜にエンジェルスがシアトル・マリナーに3-2で勝利した試合では、起こらなかったことが最も注目に値した」とした。

その上で、「ショウヘイ・オオタニは6回を投げて誰一人歩かせなかったが、これは彼がメジャーで先発登板してきた20試合で初めての快挙達成だった」と、大谷による自身初の無四球を大々的に取り上げた。

メジャーで初の無四球

また、記事によるとこの日も二刀流スターの伝家の宝刀であるスプリットが冴え渡ったことから、敵将であるスコット・サービス監督は、「彼は我々のゲームの中でも特別な投球を持っている。オオタニのスプリットフィンガーはこの上なく素晴らしい。彼が今夜のように制球できていると、本当の試練となる。あれはこのリーグでの指折りの投球だ」と試合後に述べたとのこと。

一方、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者が試合後に投稿した記事によると、エンジェルスのジョー・マドン監督は試合後、2桁に届いた三振の山を築いたこの日の大谷について以下のようにコメントした。

「彼は自信満々で、自分のリリースポイントを把握している。それに私は速球の制球も良くなっていると確信しているし、それが彼のスプリットとカットボールをさらに良くしているんだ。と言うのも、彼の速球はリスペクトせざるを得ないから。今後に向けて最高の投球だったし、これからさらに良くなると信じない理由などないよね」と賛辞を贈っている。

なお、この日は無四球と効率的な投球を見せた大谷は、6回終了時で10奪三振ながら76球と、目を見張る好ペースでイニングを重ねながらも、そのままマウンドを救援投手に譲ったわけだが、ボリンガー記者はこれについて記事の中で以下のような理由を述べている。

「シアトル打線はその後、6人中5人が左打者だったため、左腕のリリーバーであるトニー・ワトソンがオオタニに代わって登板した」。さらに記事によると、この投手交代について、マドン監督は、「彼は少しばかり疲れているように感じた」。

「彼はかなり一生懸命ことにあたっていたと思った。彼の最後のイニングでは、他の球種も駆使していた。95マイルの速球を1球投げたと思うけど、彼はえげつないスプリットとカットボールを投げていた。あの男は創り出すんだ。彼は自分のフィーリングや、何を見ているかに基づいて投げるんだ」と述べたとのこと。

J SPORTS編集部

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