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野球 コラム 2021年5月20日

【横浜好き】すっきりしない先週でも「週刊ベイスターズいいとこどり」5月11日~16日号

野球好きコラム by 大久保泰伸
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雨天中止を挟んでの日曜日の試合は、打線が16安打を記録しながら、わずか3得点で引き分け。3ラン本塁打を含む3安打のソトを筆頭に、大和、嶺井博希が3安打猛打賞、オースティンが2安打とマルチ安打を記録。

スタメン野手全員安打を記録したが、4併殺と拙攻が目立った。投手陣も10安打を許したが、先発のピープルズが5回2失点と試合をつくり、石田、エスコバー、三嶋一輝も走者を許しながら無失点に抑えた。

2引き分けは、勝ちパターンに持ち込みながら三嶋、山崎がリードを守れず、後味の悪いものとなったが、巨人との試合では、それ以上に気になるプレーがあった。

三嶋があとワンアウトで勝利の場面から岡本和真の本塁打で同点に追いつかれたその裏、2死走者なしで打席に入った桑原の打球は、一塁後方に高々と上がったフライ。ゲームセットと思われたが、一塁手と二塁手がお見合いした打球はライン側に落ちた。

しかし、打った桑原までゲームセットと思ってしまったか、全力疾走を怠り、一塁でストップ。2死とは言え、スコアリングポジションまで走者が進めば、投手へのプレッシャーは段違いであり、明らかに走塁ミスと言うべきプレーだった。

勝てないのは仕方がない。監督1年目で試行錯誤が続いていることもわかる。何より、今季のように、何もかもがうまくいかない時もある。この現実が悲しいんじゃない。入場制限があっても、たとえ無観客の試合でも、必ず見ている人はいる。どんな状況であれ、プロとして一番大事なものだけは見失わないで欲しい。

◆先週のベイスターズ

・11日(火)● 2-4 巨人
・12日(水)△ 5-5 巨人
・13日(木) 中止 巨人
・14日(金)● 2-9 広島
・15日(土) 中止 広島
・16日(日)△ 3-3 広島

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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