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野球 コラム 2021年5月20日

大谷翔平、4回2/3を2失点。現地メディアは球速ダウンを懸念

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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前回登板より球速が落ちた大谷

エンジェルスの大谷翔平は現地5月19日(日本時間20日)、今季2勝目を期して本拠地でのインディアンス戦に2番・投手で先発するも、4回2/3を投げ2失点としたところで降板となり、またも勝ち星はお預けとなった。試合は3-2でインディアンスが勝利し、大谷に勝敗はつかなかった。

この日、大谷が見せたマウンド上でのパフォーマンスでは、全体的な球速のダウンが顕著だったことから、現地メディアではその点について触れる記事が散見された。

地元紙『オレンジカウンティ』は、同日付で電子版に「球速は落ちはしたがショウヘイ・オオタニは彼が健康だと述べた」と題した記事を掲載。

その冒頭で、「スコアボードに数字が映ると、エンジェルスのダグアウト全体、そしてエンジェルスファン全員に懸念が広がった」とした上で、「ショウヘイ・オオタニの速球の球速は、彼の平均と比べて大幅に落ちたが、今のところ、オオタニとエンジェルスは、何も問題ないと述べている」と伝えた。

記事では、大谷の速球の平均球速は、「時速96.6マイル(約155.5キロ)から91.3マイル(約146.9キロ)に落ちた」としている。

これについてジョー・マドン監督は試合後、「球速は見ることができるので、それ(球速の減少)が起こると、コーチ陣、監督、そしてトレーナーは顔をまじまじと見て、苦痛で顔をしかめていないか確認するんだ。彼は何か隠しているのか?痛みはあるのか?という具合に」。

「我々は何も違いが見て取れなかった。ダグアウトに戻って来た彼は、自信に満ちていたし、とても明るかった。スコアボードのレーダーガン表示以外、何も指し示す物はなかった」と述べたとのこと。

さらに、大谷が何かしらメディカルチェックを受けたのかという問いに対し、マドン監督は繰り返し「彼には、何も問題はなかった」と答えたとのこと。

一方、『MLB.com』も同様に大谷の球速ダウンについて伝えており、こちらは日々のスタッツを紹介する記事の中で、この日の大谷の速球の平均球速が96.6マイルから91.3マイルに落ちたことについて触れつつ、「それでもソリッドな登板だった」と伝えている。

また、同サイトでエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、同日付で「全てをこなす:オオタニは投げて外野でプレー」と題した記事を投稿。

その冒頭で、「二刀流スターのショウヘイ・オオタニは、水曜に先発登板したインディアンス戦で、顕著に遅くなった球速で投球するも、それが彼のパフォーマンスの妨げとはならなかったようで、ソリッドな4回2/3を投げ、勝敗はつかなかった」と伝え、総合的なパフォーマンスは上々だったと印象づけた。

今回の球速ダウンの原因が疲労によるものなのか、あるいはちょっとしたメカニクスの狂いから生じたことなのかは明らかにされていない。ただ、このところの八面六臂の躍動振りから鑑みると、もはや人間であるかどうかさえ、怪しいところだったが、やはり大谷も人間であることは間違いないようだ。

J SPORTS編集部

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