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10号でMLBトップタイ
エンジェルスの大谷翔平は現地5月6日(日本時間7日)、本拠地エンジェルスタジアムで開催されたレイズとのシリーズ最終戦で、2番・指名打者で先発出場すると、3回の第2打席に今季10号の特大2ランを放った。
大谷は第4打席でも、一塁ベースを直撃する内野安打で出塁。結局、この日は4打数2安打で打率を.273に上昇させた。試合は、先発したアンドリュー・ヒーニーによる、7回途中4安打無失点10奪三振の快投をブルペンが台無しにしたエンジェルスが、3-8で逆転負けした。
地元紙『オレンジカウンティレジスター』や『ロサンゼルスタイムズ』が試合の速報記事の中心を、ヒーニーの快投を引き継げなかったブルペンの投壊に据える中、『MLB.com』は試合のラップアップ記事と別に、大谷の10号本塁打を伝える記事を掲載。
同サイトは「ショウは続く!」と題した記事の冒頭で、「ショウヘイ・オオタニは木曜夜に打線へ復帰し、エンジェルスがレイズに8-3で敗れた試合の序盤に存在感を発揮した」と前置きした。
その上で、「エンジェルスの指名打者は3回裏、ジョシュ・フレミングの初球に投じた速球に襲いかかり、右中間へ飛距離428フィート(約130.5メートル)の2ラン弾を放った」と、大谷の本塁打について伝えた。
さらに記事ではこの本塁打について、「これはオオタニによる今季10号であり、これで彼はボストンのJ.D.マルティネス、そしてアトランタのロナルド・アクーニャJr.と並ぶメジャーリーグのトップタイに立った」とした。
その上で、「オオタニの本塁打の打球初速は時速107.6マイル(約173.2キロ)だったが、彼は登板した前日の試合で99マイル(159キロ)以上の速球を投げている」と、今季既に現地メディアの間で常套手段となった、大谷の打球初速と投球の球速を並べる手法で二刀流スターによる“ショウタイム”の特殊性について報じた。
また、記事では、この2ランで大谷の打点が24となり、アメリカン・リーグのランキングで4位タイになったことも伝えている。
J SPORTS 編集部
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