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野球 コラム 2020年12月1日

【ハイライト動画あり】セガサミーとホンダがベスト4進出。都市対抗野球 11月30日(月)の結果

野球好きコラム by 大島 和人
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2回戦1試合、準々決勝2試合が行われた

第91回都市対抗野球大会は30日(月)が大会9日目。2回戦1試合と準々決勝2試合が行われ、準決勝進出チームが2つ決まった。

●ヤマハ(浜松市) 1-11 NTT東日本(東京都)○

ヤマハ|0 0 0 0 0 1 0|1
NTT東 |3 0 0 5 0 3 X|11 ※7回コールド

ヤマハ(浜松市)NTT東日本(東京都)の第1試合は、思わぬ大差で決着した。

NTT東日本は1回裏、ヤマハの先発・高橋康平(永和商事ウイングからの補強)を捉える。二死1・2塁のチャンスを作ると、5番・笹川晃平が流し打ちでライト線を破るタイムリー2塁打。

2-0としてさらに6番・桝澤怜もレフト前タイムリーで続き、早くも3点のリードをつかんだ。ヤマハは九谷青孝、大野健介らリリーフ陣を早めに投入したものの、NTT東日本の勢いを食い止められない。

NTT東日本は4回裏。1番・向山基生が一死1・3塁から中犠飛。2番・丸山雅史がレフト前安打で続くと、3番・下川知弥も中前タイムリー安打を放って2点を追加する。トドメは4番・火ノ浦明正がレフトに打ち込んだ3ラン本塁打。5点のビッグイニングで、8-0と安全圏に近いリードを奪った。

ヤマハは6回表に4番・前野幹博のソロ本塁打で一矢を報いる。しかし、NTT東日本の先発左腕・沼田優雅は速球こそ130キロ台だが、投球の「上手さ」が圧巻。6回1失点と見事な内容だった。

ヤマハは6回裏から横浜DeNAの5位指名を受けた左腕・池谷蒼大を投入するものの乱調。NTT東日本は1番・向山基生がソロ本塁打を放ち、さらに相手の失策絡みで2点を追加する。NTT東日本は7回表を無失点に封じて「10点差」に届き、11-1のコールド勝ちを収めた。

○セガサミー(東京都) 7-2 NTT西日本(大阪市)●

セガサミー|0 1 1 0 0 0 4 0 1|7
NTT西日本 |0 0 1 0 0 0 0 1 0|2

第2試合から大会は準々決勝。セガサミー(東京都)NTT西日本(大阪市)の対決は、セガサミーが後半に突き放した。

セガサミーは2回表、9番・吉田高彰のレフト線に運ぶタイムリー2塁打で1点を先制。さらに3回表一死1・3塁から代打・平田巧がライト前タイムリー安打を放つ。1回戦で好投したNTT西日本の先発・濱崎浩大を3回途中でノックアウトした。

都市対抗野球2020

【ハイライト】ホンダ vs. 西部ガス

セガサミーの先発右腕・森井紘斗は3回に降板したものの、1失点のみ。セガサミーが2-1とリードして終盤を迎える。すると7回表、5番・平田巧が7回表一死満塁からタイムリー内野安打を放つ。さらに二死満塁から7番・中川智裕が左越えのタイムリー安打。

最終的にはNTT西日本の5投手に大量18安打を浴びせ、7点を奪った。投手陣は森井絃斗、横田哲、石垣永悟、三宮舜、陶久亮太と5投手の継投で相手打線を封じ7-2と快勝。さらにエース草海光貴を休ませつつ、悠々と準決勝進出を決めた。

中川は東京2次予選からこの試合の第3打席まで当たりが出ていなかったものの、勝負どころの7回、9回にタイムリー安打を放って4打点を記録。また、ルーキー平田巧は代打からの登場ながら2安打を記録し、この試合のラッキーボーイとなった。

○ホンダ(狭山市) 4-1 西部ガス(福岡市)●

ホンダ |0 0 1 0 3 0 0 0 0|4
西部ガス|0 0 0 0 0 0 0 1 0|1

ホンダ(狭山市)西部ガス(福岡市)の第3試合は、ホンダのエース朝山広憲が快投を見せた。

西部ガスの先発は今大会初登板の立石悠汰。26歳の右サイドハンドが、最速152キロの速球で期待以上のパフォーマンスを見せる。しかし、ホンダは3回表一死2・3塁の場面で3番・井上彰吾の遊ゴロにより1点を先制。5回表にも一死1・2塁のチャンスを作り、立石をノックアウトする。

ホンダは攻撃の手を緩めず、2番手以降を攻略。3番・井上彰吾のライトタイムリー、4番・佐藤竜彦のレフト前タイムリー、5番・辻野雄大のセンター犠飛で3点を追加。5回終了時で4-0と優勢に立つ。

朝山広憲は尻上がりに調子を上げ、5回以降の9個のアウトの中、8つが三振という圧巻の内容を見せる。速球は最速でも140キロ台中盤だが、縦の変化球が抜群で打者に的を絞らせなかった。朝山は7回を被安打6の無失点に封じてリリーフ陣に後を託す。ホンダはその後、1失点を喫したものの、4-1で準決勝進出を決めている。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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