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野球 コラム 2020年10月27日

「エース」がレイズを救えるか。ワールドシリーズ第6戦 ドジャースvs.レイズ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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3勝2敗、王手をかけたドジャース

中立地であるアーリントンのグローブライフフィールドで開催されている、2020年ワールドシリーズは、ドジャースがレイズに対し3勝2敗と王手をかけた状況で第6戦を迎えることとなった。ドジャースは勝てば1988年以来のワールドシリーズ制覇となるこの第6戦以降をホーム扱いでプレーすることとなる。

『MLB.com』が現地26日付で掲載した第6戦のプレビュー記事によると、これまでワールドシリーズで3勝2敗とリードしたチームは67回中44回(65.7%)シリーズ制覇を果たしており、ドジャースはベスト・オブ・セブン(4戦先勝)のシリーズで3勝2敗とリードしことが過去に7回あり、そのうち6回はシリーズを制覇しており、さらにその中の2回は第6戦で勝負を決めているとのこと。

そんなドジャース優位の状況で、レイズにとってはシリーズを通して満足なパフォーマンスを示すことができていない先発投手が、仕事を果たせるかどうかが重要な要素となるのは言うまでもない。

そしてこの第6戦では、レイズが勝利した第2戦で4回2/3を投げて2失点と、先発投手としてこのシリーズで唯一、及第点レベルの投球を見せたエースのブレイク・スネルが先発マウンドに上がる。

一戦必勝を期すレイズにとっては、ブルペン総動員のゲームとなるわけだが、やはり先発のスネルにかかる期待と重圧はマンモス級に大きなものとなる。ケビン・キャッシュ監督としては、まだこのシリーズでレイズ投手陣の誰もが達成していないクオリティスタート級のパフォーマンスを期待したいところだろう。

なお、『MLB.com』でレイズを担当するフアン・トリビオ記者が試合前日に掲載した記事によると、スネルは第6戦で先発するにあたり、「とても興奮している。これは僕らが勝たなければならない試合だ。僕は、自分が第6戦で投球できることに興奮している」。

そして、「タフな対戦相手であり、僕らは本当にかなり良いベースボールをしなければならい」と意気込みを語りつつ、既に第2戦でドジャース打線と対戦していることから、「向こうも調整してくるから、難しくなる。彼らは僕のことを見たから、それに対して調整してくる」。

さらに、「僕も自分が見たことに対して調整する。僕は自分のゲームプランを持って臨むし、彼らも彼らのゲームプランを持って臨むことになる。僕は試合を通して調整を加えるよ」と述べたとのこと。

前回、5回途中までノーヒットピッチングをしたスネルが、この運命の一戦でエースの証明をしてチームに勝利をもたらすには、スタメン全員がこのシリーズで本塁打を放っているドジャース打線を相手に、ゾーンにアタックしてカウントで先行できるかが決め手となる。

一方、ドジャースはこちらも第2戦で先発したトニー・ゴンソーリンの先発が発表されているが、デーブ・ロバーツ監督は前回のようにオープナーではなく、ゴンソーリンには先発投手として5、6回までの登板を期待していると明言している。

ブレイク・トライネン、ケンリー・ジャンセン、ペドロ・バエス、ブルスダー・グラテロール、そしてビクター・ゴンザレスといったブルペンの主力が万全の状態で試合に臨める。

それ加え、第4戦で30球を投げたダスティン・メイも準備が整っているとコメントしているだけに、レイズとしては如何に早い段階でゴンソーリンをマウンドから引き摺り下ろすことができるかが、鍵を握ることになるだろう。

J SPORTS編集部

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