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野球 コラム 2020年10月22日

レイズが1勝1敗に戻す。そして記録ずくめとなったワールドシリーズ第2戦

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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第2戦はレイズが勝って、シリーズは1勝1敗に

現地21日(日本時間22日)にアーリントンのグローブライフフィールドで開催されたワールドシリーズ第2戦は、レイズが6-4でドジャースに勝利し、シリーズの成績を1勝1敗のイーブンに戻した。

レイズは先発のブレイク・スネルが4回2/3ながら、2安打2失点9奪三振と好投し、打ってはポストシーズンに入り、極度の不振に喘いでいたブランドン・ロウが2本塁打を放つなど、投打のキーマンが揃って仕事をこなし、レイズの一員としてはこれまでポストシーズンで5勝無敗と無敵を誇るチャーリー・モートンが先発する第3戦へ、良い形でつなげる恰好となった。

ただし、ブルペンに目を向けると、レイズはシリーズ初戦で我慢して温存したニック・アンダーソンとピーター・フェアバンクスが揃って被弾するなど、若干の懸念点を残した部分もあり、逆にドジャースにとっては、ブルペンの柱とも言える2人からホームランで得点を挙げ、最後まで競った試合にできたところはポジティブな要素となった。

何はともあれ、これでシリーズは五分五分となり、第3戦へ向け熱戦の期待は高まるばかりだが、この第2戦では多くの記録が生まれたことが話題となっている。

前述の通り、ロウはこの試合で復活の狼煙を上げる2本の本塁打を、何れも逆方向へ放った(今季レギュラーシーズンでロウが逆方向へ本塁打を放ったのは皆無だった)。レイズはこれで今季ポストシーズンのチーム本塁打数を合計28本とし、これまで2002年のジャイアンツと、2017年のアストロズが持っていた単一ポストシーズンの最多チーム本塁打数を更新したのである。

このポストシーズンに入り、チーム打率や平均得点の低さが論じられることの多かったレイズだが、本塁打数は歴代最多というのは何とも興味深いところだ。

また、10月のレイズを象徴する存在となっているア・リーグ優勝決定シリーズMVPのランディ・アロザレナは、この第2戦でシリーズ初安打を記録し、今季ポストシーズンの安打数を22として、ヤンキースのデレク・ジーターが1996年にマークした新人としての単一ポストシーズン安打記録に並んだ。

また、アロザレナは今季ポストシーズンで既に7本の本塁打を放っているが、これはバリー・ボンズ、カルロス・ベルトラン、そしてネルソン・クルーズの持つ単一ポストシーズン歴代最多本塁打数の8本まであと1本となっている。

ちなみに、この第2戦ではドジャースのコリー・シーガーも本塁打を放って、今季ポストシーズンの本塁打数を7本に伸ばしており、こちらも歴代最多タイへあと1本としている。

また、試合後に『MLB.com』の掲載した記事によると、シーガーの7本塁打は、遊撃手の単一ポストシーズンにおける本塁打数として、これまで最多タイで並んでいたカルロス・コレアとリッチ・オーリリアを抜いて歴代単独トップになったとのこと。

今年のワールドシリーズは少なくともあと3試合、最大であと5試合残されているだけに、アロザレナやシーガーによる記録更新に期待がかかるところであり、記録を更新した選手がチームにワールドシリーズ制覇をもたらすことになるのかもしれない。

J SPORTS編集部

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