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ナ・リーグチャンピオンシップは第6戦に突入
中立地であるアーリントンのグローブライフ・フィールドを舞台に開催されているナショナル・リーグ優勝決定シリーズは、現地17日(日本時間18日)の第6戦をドジャースが3-1で勝利したことで、両チームが3勝3敗のタイで並び、勝負は第7戦へと持ち越される展開となった。
なお、アメリカン・リーグ優勝決定シリーズは、レイズが第7戦で勝利してワールドシリーズ進出を決めているが、両リーグの優勝決定シリーズが揃って第7戦まで行ったのは、MLB史上今回が3回目となる。
『MLB.com』のプレビュー記事によると、ドジャースがポストシーズンでのシリーズ最終決戦に臨むのは今回が47回目で、これまでウィナー・テイクス・オール(勝者総取り)の試合を19勝27敗としており、ブレーブスは今回が37回目で、これまでシリーズ最終決戦の成績を14勝22敗としているとのこと。
意外なことに、どちらのチームもこれまでポストシーズンにおいて豊富な経験を持っていながら、いわゆる“天王山”では大きく負け越している。
また、ドジャースは今回のチャンピオンシップシリーズを含め、これまでベスト・オブ・セブン(4戦先勝)のシリーズで、1勝3敗とリードされたことは10回あり、過去の9回は何れも敗退しているのだが、そこから3勝3敗のタイとして第7戦まで持ち込んだのは、今回が初めてとなる。
『MLB.com』によると、MLBの歴史において1勝3敗から第7戦に漕ぎ着けた17チームのうち、13チームが第7戦で勝利し、逆転でのシリーズ制覇を遂げているとのこと。ただし、ドジャースは過去5回のポストシーズンで連続してシリーズ最終戦を経験しており、その成績は2勝3敗と負け越している。
そんな第7戦で鍵を握るのは、やはり両チームの先発投手ということになるだろう。エースのマックス・フリードで第6戦を落としたブレーブスは、ルーキーのイアン・アンダーソンが先発登板することが発表されている。
アンダーソンはルーキーながら、ポストシーズンに入り支配的なパフォーマンスを継続しており、これまで3試合に先発し、15回2/3を投げて無失点としている。彼はこのシリーズでは第2戦で先発し、ドジャース相手に4回無失点と、好調を維持している。
一方、ドジャースのデイブ・ロバーツ監督は第7戦の先発投手について、現時点では明言していないものの、『MLB.com』によると第7戦では、ルーキーのトニー・ゴンソーリンが「それなりの長さを投げる」とコメントしており、ゴンソーリンの先発、あるいはゴンソーリンへ継投する起用法が予想される。
大一番で大任に当たる若い2人のうち、果たしてどちらがチームに流れをもたらすことができるか。第7戦は序盤から目が離せない展開となるだろう。
J SPORTS 編集部
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