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野球 コラム 2020年10月12日

ドジャースvs.ブレーブス、投打ともにハイレベルな両チームが激突。ナ・リーグチャンピオンシップ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ナ・リーグは第1・2シードが激突

現地12日(日本時間13日)より、アーリントンのグローブライフ・フィールドで開催される2020年シーズンのナショナル・リーグ優勝決定シリーズには、ともに無敗でポストシーズンを勝ち上がってきた第1シードのドジャースと第2シードのブレーブスが顔を合わせることとなった。

中立地での開催となることから、移動日がないため、最長7日間で7試合が行われる同シリーズは、何れのチームも地区シリーズからの日程的な余裕があり、万全の状態で12日の初戦に臨めることに加え、実力が拮抗していることから、ハイレベルな熱戦が期待される。

ドジャースとブレーブスが、如何に高い次元で実力が拮抗しているかについて、『MLB.com』は現地11日付で掲載した、ポジション別に両チームを比較するシリーズのプレビュー記事の冒頭で、「今季のチームとしてのハードヒット率の順位表を見てみると、上位2チームには、これからナショナル・リーグ優勝決定シリーズで激突しようとしているドジャースとブレーブスが入っていることが分かる」と指摘。

さらに「両チームの長打率は、ともにメジャートップタイの.483である」とした上で、「投手側のランキングを見てみると、ハードヒット回避率の1位と2位は、これまたドジャースとブレーブスなのである」と、両チームが投打の両面でリーグのトップ2に君臨している事実をデータで示した。

では、両軍の実際的な戦力差を分析する上で、先ずピッチングスタッフに目を向けて見ると、先発ローテーションは初戦で先発するウォーカー・ビューラー、そして第2戦で先発マウンドに上がるエースのクレイトン・カーショーを始め、トニー・ゴンソーリン、ダスティン・メイ、そしてフリオ・ウリアスと役者が揃っているドジャースに分がある。

しかし、ブルペンは層の厚いブレーブスに軍配が上がり、こちらはマーク・メランソン、タイラー・マツェック、クリス・マーティン、ウィル・スミス、ダレン・オデイ、そしてシェーン・グリーンと、ドジャースに比べて若干見劣りする先発ローテーションの戦力差を補って余りあるほどの面子が揃っている。

ゆえに、両チームの総合的な投手力にほとんど差のないこのシリーズは、少なくとも第6戦まではもつれることになりそうだ。

次に打線だが、ブレーブスにはリードオフマンのロナルド・アクーニャJr.を始め、今季ナ・リーグMVP候補のフレディ・フリーマン、ナ・リーグ本塁打王のマルセル・オスーナとスター選手が揃っているものの、レギュラーシーズンのチーム本塁打数はドジャースがトップに立っており、総合力は五分五分と見るべきだろう。

しかし、守備面には大きな差があり、『MLB.com』は現地11日付で掲載したシリーズのプレビュー記事でこの点について、「ドジャースは守備防御点がプラス29で2位にランクインしているが、ブレーブスはこれがマイナス6で21位だった」ことを指摘。

広いグローブライフ・フィールドでは、「インプレーのボールをアウトにする能力が通常よりさらに大きな要素となる」と分析している。また、アーリントンのグローブライフ・フィールドは中立地ながら、ドジャースにはパドレスと対戦した地区シリーズの3試合を同球場でプレーしたというささやかな地の利もある。

投打のクオリティが優劣つけ難いだけに、最後はこうした部分が勝敗の差となって現れることは大いに考えられる。

こうして見ると、僅かながらドジャースが優位性を感じさせているだけに、ブレーブスとしては絶対的エースのマックス・フリードが先発マウンドに上がる初戦で勝ち星を死守し、シリーズ中盤戦以降への流れを作りたいところだ。

J SPORTS編集部

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