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野球 コラム 2020年9月29日

田中将大は重責を担う第2戦の先発予想。ワイルドカード展望:インディアンスvs.ヤンキース

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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新型コロナウイルス感染拡大で開幕が遅れた2020年のMLBは、60試合に短縮されたレギュラーシーズンが現地28日に終幕を迎え、ポストシーズン進出の16チームが出揃った。

第2戦の先発が予想される田中

今回は日本時間9月30日(水)午前8:00に開幕するワイルドカードシリーズ、インディアンスvs.ヤンキースの展望をお届けする。

この両者がポストシーズンの第1ラウンドで相見えるのは、ここ4年で2回目のことであり、今回はレギュラーシーズンの勝率で上回る上位シードのクリーブランドでの開催となるため、地の利はインディアンスにある。

これに対し、ヤンキースは今季レギュラーシーズンでは、敵地で11勝18敗と大きく負け越しているため、この不安材料をどう払拭するかがポイントとなる。

『MLB.com』は現地27日付で掲載したプレビュー記事のなかで、今季のインディアンスについて、「クリーブランドはメジャー屈指の先発ローテーションを擁しており、MLB1位の防御率3.17でレギュラーシーズンを終えた」と、その特筆すべき投手力について言及。

「しかし、インディアンスの攻撃はシーズンを通して苦しみ、OPS(出塁率+長打率)は.689と、全30球団中ワースト4位であり、これはコールがマウンドに上がるヤンキースには有利に働くだろう」と、打撃に難があることを指摘。

ヤンキースとしては、守備面でのミスを最小限に留めて接戦を有利に運ぶことが、勝利への鍵を握ることになりそうだ。

なお、そのゲリット・コール(7勝3敗、防御率2.84)がヤンキースの先発マウンドに上がると目される注目の第1戦は、ほぼ間違いなく今季MLB三冠投手、シェーン・ビーバー(8勝1敗、防御率1.63)との投げ合いとなるだろう。

MLB屈指の投手による投げ合いは、先勝でシリーズ勝ち抜けに王手という状況も相俟って、非常にスリリングな熱戦が予想される。

ヤンキースにとってのポストシーズン勝利請負人である田中将大は、シリーズ第2戦での先発が予想される。言うまでもなく、ヤンキース1勝で迎えた場合、田中はとどめを刺す役割を担うことになるが、初戦を落とした場合は頼みの綱となるわけで、何れにしろ、重責を負うことになる。

ポストシーズン最強投手の面目躍如へ向けたシリーズ第2戦は、日本人ファン必見の一戦であることに間違いはない。

攻撃に目を向けると、ヤンキースは今季ア・リーグ首位打者のDJ ルイメイユ(打率.364)が好調を維持したままポストシーズンを迎えるほか、中軸には本塁打王のルーク・ボイト(22本塁打)が鎮座している。

さらに、アーロン・ジャッジやジャンカルロ・スタントンといった歴戦の強者もラインナップに名を連ねており、打線はヤンキースに一日の長がある。

とは言え、インディアンスには、今季セーブ機会16回の全てでセーブを記録したパーフェクト守護神、ブラッド・ハンドが控えているため、ヤンキースとしてはリードを許した状況で最終回を迎えるのは避けたいところだ。

J SPORTS編集部

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