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ポストシーズンでは勝負強さを発揮する
地元紙『ニューヨーク・ポスト』が、早くもポストシーズンにおけるヤンキースの先発ローテンションのラインナップについて論じている。
同紙は現地13日付で、電子版に「危機を回避した後、ヤンキースはどのようにポストシーズンの先発ローテンションを組むべきか」と題した記事を掲載。
同じアメリカン・リーグ東地区のオリオールズにシリーズ4連勝を飾り、同チームに対して5.5ゲーム差を付けて地区3位につけていることから、記事では「OK、危機は去った」と述べた。
その上で、「2位か3位かもしれないが、4ゲーム差のレイズ(30勝17敗)を追い抜くことも、数字的には可能であり、オリオールズ(20勝26敗)を含めた後続に対し十分な差をつけ、ここ数日内にアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、そしてジオ・ウルシェラの復帰という補強が行われるヤンキースは、プレーオフ進出の仲間入りを果たすだろう」と今後の展望を展開した。
その上で、「ベスト・オブ・3(先に2勝で勝ち抜け)で行われるワイルドカードシリーズにて、ヤンキースが組むべき先発ローテンションは次の通り」とした上で、そのオーダーを「初戦:ゲリット・コール」「第2戦:田中将大」「第3戦:デイビー・ガルシア」とした。
至極真っ当と思われるコールの初戦起用について、記事では「ここで字数を割く必要はないですよね?エースにして3億2400万ドル(今は3億230万ドル)である」。
これまた至極真っ当と思われる田中の第2戦起用を推すことについては、「コア・フォー時代以降、ヤンキースで最も安定感があり、信頼度の高いポストシーズンの投手」とした。
そして、「コールが初戦で勝った場合、タナカが止めを刺すことになるが、初戦が上手く行かなかったとしても、一か八かの状況でタナカがビビることはない」と絶大の信頼を寄せた。
なお、第3戦の先発にガルシアをピックアップしたことについて、記事では、「そう、この新人はメジャーわずか3試合の先発登板で、それだけの好印象を残した」としている。
今後もポストシーズンへ向け、秋の短期決戦で無類の強さを発揮する田中にスポットライトが当たる頻度は増しそうである。
J SPORTS 編集部
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