秋山翔吾、新しい環境への適応は順調。打撃コーチが太鼓判

今季からレッズの一員としてメジャーに挑戦する秋山翔吾は、シンシナティの水に慣れつつあるようだ。

『MLB.com』でレッズを担当するマーク・シェルドン記者は、現地16日付で同サイトに投稿した記事にて、「レッズの外野手ショウゴ・アキヤマは、新しい環境へ適応する中で、まだ自分のやり方を模索していると感じているようだ」と紹介。

「ここ最近の彼のパフォーマンスは、彼が良く順応していることを示唆している」と、順調にメジャーへ適応している秋山の様子を伝えた。

このところ打撃面で調子を上げている秋山について、記事では「アラン・ジンター打撃コーチは、アキヤマの打席でのパフォーマンスを気に入っている」とし、ジンター打撃コーチによる次のコメントを掲載。

「彼は中断期間中も自分のルーティンをやり続けたし、とにかくどんどん慣れてきている。彼は落ち着いてきているね。彼は人間であり、他の国へ行って、新しいチームで大きな期待を背に1から始めるのは簡単ではない。彼は良い感じで慣れてきていると思う。良い感触だよ。

彼はトップダウンでサポートを受けている。それは彼も感じられている。彼は素晴らしいチームメイトだ。これから、彼は彼らしく振る舞うと思うよ。彼の質の高い打席や、日本で有名だった彼の投球認識が見られて良かった。彼にはそういう選手でいて欲しいんだ。

彼には日本にいたときの彼でいて欲しい。こっちへ来たからといって、彼には何か違うことはして欲しくないんだ。ショウゴは自分らしくしていれば大丈夫なんだ」。

また、秋山はチームメイトにも溶け込んでいるとのことで、記事の中では「（火曜に行われた）守備練習でフライを捕球しようとしたアキヤマに対し、チームメイトは気をそらそうと叫び声を上げた」と、練習中の和気藹々とした1コマを紹介した。

なお、記事によると秋山は味方のイタズラに対し、動揺することなくフライを捕球したとのことである。