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この夏、メジャーリーグの2020年シーズンが開幕を迎えることになるとすると、どうやらエンゼルスの二刀流スターはその幕開けから先発ローテーション入りを果たすことになりそうである。
『CBSスポーツ』は現地31日付で、大谷翔平が順調に回復へ向けた練習メニューをこなしているとした記事を電子版に掲載。
記事によると、すでに打者を相手に実践形式の練習で投球を開始したとのことである。以下、くだんの記事の抜粋である。
『野球がいつ再開に漕ぎ着けるにせよ、二刀流スターのショウヘイ・オオタニはロサンゼルス・エンゼルスの投手として、開幕からプレーできることになりそうである。
オオタニはトミー・ジョン手術から順調に回復しており、先週は実践形式の練習で打者を相手に投球した。
ソーシャルメディアでは新米ながら、オオタニは彼のインスタフィードにて打撃練習の模様を投稿。
打者が誰なのか不思議に思っている人のために言っておくと、動画で打席に入っているのは、エンゼルスのチームメイトであるトミー・ラステラである。
『ジ・アスレチック』のフェイビアン・アルダヤの報告によると、オオタニは実践形式の打撃練習で3回投球しており、その球数は50~55球まで伸びているとのこと。当面、彼はこのレベルを維持するとのことである。
スプリング・トレーニングの時点で、エンゼルスは2019年に一度もマウンドに上がらなかったオオタニのマウンド復帰について、5月中旬を予定しているとしていた。
彼はそれを果たしており、レギュラーシーズンの開幕が最短で7月になると見られるなか、彼が先発ローテーションの一角に入ってシーズン開幕を迎えられる可能性はそれなりに高そうである。物事は、明らかにその方向へ進んでいる。
「5月中旬まで待つことになりますので、投球回数が200イニングに達することはまずないでしょう」と、オオタニは2月にAP通信に対して述べていた。
「マウンド復帰後は、そのままシーズン終了まで投げ切りたいと思っています。投手にとって最大の責任は、万全の状態でローテーションに残り、そのまま1年を終えることだと思います」。
エンゼルスは、間違いなく投手として試合に復帰したオオタニを慎重に扱うことになる。彼の投球数は厳密に抑えられることになり、先発の合間は余分に休息を取ることが見込まれている。
30人のアクティブロースターと20人の控えスカッドの制度は、これを実現する助けとなるだろう。オオタニの本格的な復帰祝いは、2021年に予定されている。』
J SPORTS 編集部
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