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野球 コラム 2020年5月19日

大谷翔平、わずか2シーズンの在籍でエンゼルスの指名打者歴代ベスト5に入る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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以前からお伝えしているように『MLB.com』では、メジャーリーグの無期限中断が決定した直後の3月末から、各球団の『ポジション別歴代ベスト5』なる記事を週毎に掲載している。

今週は各球団の担当記者が自らの独断と断りを入れた上で、指名打者の歴代ベスト5を続々と発表している。

日本人メジャーリーガーで指名打者と言えば、二刀流スターの大谷翔平ということになるわけだが、打者としてメジャーでもトップクラスの素質と実力の持ち主であることは間違いないながら、メジャーでの実働が2シーズンに満たない大谷が果たしてこのベスト5にランクインするのか。

興味津々で記事のリンクをクリックしてみると、果たして大谷は、エンゼルスを担当するレット・ボリンガー記者の選出する歴代トップ5の5位にランクインしていた。

以下、現地18日付で掲載された記事におけるボリンガー記者の大谷評である。

5位:ショウヘイ・オオタニ(2018~現在)
主な実績:2018年ア・リーグ新人王

『エンゼルスと野球史における最も熱狂的な当たりくじとして契約したオオタニは、2018年に二刀流選手として姿を現した。

オオタニは高い前評判だけの価値を証明し、投手として10試合に先発し、51回2/3を投げて防御率3.31、63奪三振という成績を残すかたわら、指名打者として104試合に出場し、打率.281/出塁率.361/長打率.564、22本塁打、21二塁打、そして61打点を記録した。

トミー・ジョン手術を受けたことで、昨季は指名打者としての出場に限定されたオオタニは106試合に出場し、打率.286/出塁率.343/長打率.505、18本塁打、20二塁打、62打点という数字を残した。

肘と膝の手術を経た彼は、今後も二刀流選手としてのステータスを維持するため、指名打者としての成績を積み上げる機会を大いに得ることとなる。彼は2023年まで球団の支配下に置かれることとなる。』

なお、ヤンキースの左翼手で歴代ベスト5にランクインした松井秀喜は、同球団でのキャリア終盤には指名打者として出場しており、別ポジションでのダブルランクインも考えられたが、残念ながら複数のポジションでの選出はならなかった。

しかし、ブライアン・ホック記者の投稿したヤンキースのDH歴代五傑の記事の中で、選外優秀選手として、次のように評されている。

『ヒデキ・マツイ(2003~09年)はピンストライプを着た最後の2シーズンのみ、レギュラーの指名打者としてプレーしたため、我々のリストではヤンキースの左翼手歴代トップ5に選出した。

しかしながら、マツイは指名打者としてワールドシリーズにおける歴代最高峰のパフォーマンスを披露し、2009年の同シリーズでは第6戦に6打点をマークしてシリーズMVPを獲得した。』

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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