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野球 コラム 2020年5月18日

改めて感じるイチローの凄さ、球団別の歴代最高デビューシーズンに選ばれる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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『MLB.com』が選ぶ各球団のポジション別歴代ベスト5で、イチローがマリナーズ右翼手の歴代最高選手に選出されたのは既報の通り。

今度は同サイトが掲載した、『各球団史上最高のデビューシーズン』という記事の中で、日本のレジェンドがマリナーズで最も傑出した1年目のシーズンを送った選手として選ばれた。

記事では冒頭で、「ルーキーがデビューシーズンで輝きを見せたとき、あるいはトレードやフリーエージェントで獲得した選手が新チームにて早速高い生産性を発揮したとき、そこには唯一無二の興奮が生じるものである」と前置き。

必ずしも新人としてのデビューシーズンと言うわけではなく、飽くまでも“入団1年目”で最高のデビューイヤーを送った選手として、各球団から1人ずつ選出した。

テッド・ウィリアムズ(レッドソックス)、ベーブ・ルース(ヤンキーズ)、ロジャー・クレメンス(アストロズ)、ランディ・ジョンソン(ダイアモンドバックス)、バリー・ボンズ(ジャイアンツ)…。

こういった錚々たる顔ぶれが並ぶなか、アジア人選手として唯一、このリストに名を連ねたイチローは、次のように評された。

『インパクトの大きさで、マリナーズでのメジャーリーグ最初のシーズンでイチローがやってのけたことを上回るのは至難の業である。

シアトルが116勝を挙げた2001年シーズンで、27歳の右翼手はMLB史上初となる同一シーズンでのリーグMVP、新人王、ゴールデングラブ賞、そしてシルバースラッガー賞の獲得とオールスター選出を果たした。

日本での9年間で打率.353という成績を残し、3年1400万ドルで契約した際、この細身の外野手はメジャーで何を達成できるのか、好奇の目にさらされた。

すると彼は打率.350/出場率.381/長打率.457という打撃成績と56盗塁、127得点に加え、守備面でも傑出したプレーを見せ、シアトル打線の筆頭として抜群の存在感を示したのである。

同一シーズンにMVPと新人王を獲得したのは、彼以外ではボストンのフレッド・リン(1975年)のみである』。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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