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野球 コラム 2020年4月24日

メジャーで最もトレードが多いのはやはりあの球団だった

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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また、心情的に金銭でディールする方が流儀としてよりプロ的であり、穏健である気もするが、子供の頃の経験を振り返って見ると、そうとも言えなくなってくるのが不思議だ。

個人的(昭和51年生まれ)に思い返されるのは『キン消し』(キン肉マン消しゴム)を巡る友だちとのやり取りである。

例えば友人のアキオ君は『カレクック』というキャラクターがダブっていて、自分は『テリーマン』というキャラクターがダブっている状況だとしよう。

要は双方に余剰戦力があり、トレードすることで一挙両得になるシチュエーションなのであるが、アキオ君のカレクックは近所のガチャガチャでは出にくいと評判のレアキャラであり、テリーマンは周囲でも所有している友だちが比較的多いという事情がこの取引をやや複雑なものにしている。

そこで私は手放してもそこまで惜しくない『キン骨マン』を付け加え、2対1のトレードで合意に漕ぎ着けるのである。

これに対し、金持ちの息子が500円という法外な額でアキオ君からカレクックを買うという話になった場合(当時キン消しはガチャガチャのカプセル1個100円で3体入りだったと記憶している)、どうであろうか?

何はともあれ、こうして人は年少時代からプロ野球の球団GMの仕事の擬似体験をして成長していくのである。

もちろん、ほとんどの人間は球団GMになどなれっこないのであるが、一端のネゴシエーターとしての素養はこうして育まれるのである。

J SPORTS編集部

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