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野球 コラム 2020年3月30日

ちょうど20年前、東京ドームでのカブスvs.メッツのMLB開幕戦を振り返る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ちょうど20年前の3月末に、メジャーリーグの公式戦が日本で開催されたのを昨日の出来事のように覚えているファンも多いのではなかろうか。

サミー・ソーサやマイク・ピアッツァといったスター選手がやって来た東京ドームでの開幕戦から、もう20年が経った。“あの頃、君は若かった”などと呟きたくなるものだが、光陰矢の如しとは正にこのことである。

『MLB.com』では、その20周年を記念し、現地29日付でくだんの試合を回顧する記事を掲載。以下、同記事の抜粋である。

『ミレニアムの変わり目を振り返ってみよう。2000年の開幕日を覚えているだろうか?

それは今日からちょうど20年前のことである。2000年3月29日、メッツとカブスは東京ドームにてメジャーリーグのシーズン開幕戦を迎えたのであるが、これはメジャー史上初めて海外で開催された公式だった。

メッツは開幕戦を5-3で落とすも、これはナショナルリーグ優勝を遂げるシーズンの幕開けとなった。ワールドシリーズまで駒を進めた彼らは、近隣のライバルであるヤンキースとサブウェイ・シリーズで対戦した。

東京で勝者となったカブスは、真逆の道をたどり、ナ・リーグ中地区最下位でシーズンを終え、MLBではフィリーズと並ぶ最低の成績を残した。

開幕戦について振り返ろう。5万5千人の観客を前にして行われた試合は、今日野球の再開を待つ我々にとって、振り返るのに面白い内容だった。メッツ先発のマイク・ハンプトンの投球内容をチラッと見るだけでも、既に興味深い。

左腕はカブス相手に5回を投げ、9四球(敬遠なし)、1死球、1ワイルドピッチ、そしてわずか1奪三振としながらも、2失点に抑えたのである。今日、こんなことが起こるなんて想像できるだろうか?

最優秀選手:サミー・ソーサ(カブス右翼手)、マイク・ピアッツァ(メッツ捕手)

この試合の看板選手は、それまで2季連続で60本塁打を放っていた“スラミン”サミーと、1999年に40本塁打を放った殿堂入り選手のピアッツァだった。

この2人のスーパースタースラッガーが、がっかりさせることはなかった。ソーサとピアッツァは東京で最高のショーを披露した。

ソーサは開幕戦で本塁打こそ打たなかったものの、カブスの主砲は二塁打を放つなど、3打数2安打で4回出塁し、シカゴの勝利に貢献した。ソーサはこの年も本塁打を量産し、2000年シーズンはメジャー首位の50本塁打を放った。

ピアッツァはニューヨークに大きな一発をもたらした。彼は8回に逆方向への本塁打を放ち、試合を僅差に保った。

ピアッツァによる4打数2安打は、彼による素晴らしいシーズンの幕開けとなった。彼はその年、打率.324、38本塁打の成績を残し、ナ・リーグMVP投票で3位に入った』。

なお、記事ではこの年がマーク・グレースにとってカブスでの最後のシーズンとなったことにも触れており、古くからのカブスファンにとっては、ソーサよりこちらの方が懐かしいかもしれない。

J SPORTS編集部

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