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野球 コラム 2020年3月23日

イチロー、引退1周年。記念すべき瞬間のトップ10

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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シーズン開幕が延期となり、スプリング・トレーニングが中断となったことを受け、『MLB.com』では休止期間中のコンテンツを充実させるべく、過去の名勝負や2018年と2019年シーズンの全試合をネット配信するなど、外出や様々なアクティビティが著しく限定されている人々への娯楽提供に努めている。

現地21日には、その一環として同サイトでマリナーズを担当するグレッグ・ジョンズ記者がイチローの功績を称える記事を投稿。

『イチロー引退の1周年として、彼のMLBにおける記念すべき瞬間のトップ10をここに公開』として、次のように偉大なる日本人外野手の足跡を振り返っている。以下、同記事上位5項目の抜粋である。

◆3000本安打

イチローはメジャーでのキャリアを踏み出す前に、日本での9年間で1,276安打を記録していたにもかかわらず、彼はマーリンズでプレーしていた2016年8月7日のロッキーズ戦で、リリーバーのクリス・ルーシンから三塁打を放ち、MLB史上3000本安打を記録した30人目の選手となったのである。

◆ジョージ・シスラー越え

イチローはシアトルでの4年目となった2004年に、殿堂入り選手であるジョージ・シスラーの持っていた1シーズンの最多安打記録を塗り替えた。

シスラーはセントルイス・ブラウンズでプレーした1920年に257安打を放ち、以後、これを上回る選手は現れなかったが、イチローは10月1日にこの記録を塗り替えると、そのシーズンは驚異的な262安打を記録した。

◆イチローによる強肩の洗礼

安打は間違いなくイチローの代名詞であるが、一方で、2001年から2010年まで10年連続のゴールデングラブ賞受賞に大きな役割を果たした彼の肩も十分注目に値する。メジャーリーグの世界は、早い段階でイチローによる強肩の洗礼を受けた。

まだ、ルキーイヤー序盤だったアスレチックス戦で、右翼のイチローはその後『ザ・スロー』の名で語り継がれることになるレーザービームで、単打の間に一塁から三塁へ向かったテンレス・ロングを刺したのである。

◆オールスターでの名場面

イチローはシアトルでの最初の10年でオールスターに10回出場した。それは、内野安打と盗塁で生計を立てた男による、10年に及ぶ支配であった。しかし、彼は大きな当たりを見せることもできたし、それに走力も持っていた。

ここでいう名場面とは、もちろん長く記憶に残ることになる2007年のサンフランシスコでのオールスター戦で彼が放ったランニングホームランであり、かつてのチームメイトであり、その後またチームメイトになるケン・グリフィーJr.がクッションボールを追う間に、イチローはダイアモンドを1周したのである。

◆サヨナラ弾

メジャー史上6番目に多い2,514本の単打を打ったこの男は、ホームランも少しばかり打っている。正確には18シーズンで117本。彼のレギュラーシーズンにおける最高の1本はどれか?それは、2009年9月18日にマリアーノ・リベラから放ったサヨナラホームランであろう。

*****

ちなみに、上記以外では、2012年の東京ドームでの開幕戦、MLB史上初の10シーズン連続200本安打を達成した2010年9月23日のブルージェイズ戦、2012年にヤンキースへトレードで移籍した直後の古巣対戦。

また、ギャレット・アンダーソンの本塁打を阻止する『スパイダーマン』キャッチを見せた2005年5月2日のエンゼルス戦、そしてシアトルに復帰した2018年に同じく本塁打阻止のスーパーキャッチを見せたインディアンズ戦が選ばれている。

J SPORTS編集部

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