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野球 コラム 2020年2月26日

【中日好き】山井大介、攻めの姿勢

野球好きコラム by 森 貴俊
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山井はキャンプ終盤、2月22日のオープン戦北谷球場、阪神戦に2人目で登板した。結果は2回44球5安打4失点。結果を出すことはできなかった。

山井は「ブルペンでやって来た事を試したかったんですが、試す前にことごとく打ち返されてしまった。ファウルが取れなくて、前に飛ばされてばかりでした。まだまだですね。もっと修正が必要」と振り返った。

フルモデルチェンジは簡単に手に入らない。それは山井自身もよく分かっている。数日後のブルペン。山井は身体に残る違和感を修正するためブルペンで100球を投げ込んだ。

「フォームはまだ改造中ですから。完成ではない。阪神戦は打者の反応を見たかったけどそんな場面すら作れなかった」。

「あの試合は腕が振れていなかった。それが1番ダメだったと思う。次の登板はしっかり新フォームで投げ腕を振りたい。なによりバッターの反応を確かめたいですね」と話した。まだ下を向く時期ではない。

42歳を迎えるシーズン。フォームの改造について怖さはなかったのか。「今の歳で守りに入ったらダメ。最後まで一番いいものを追求する。その結果ダメならしょうがない。でも必ず、自分が必要とされる時がある。そう信じてやっていますね」。

悔しさ、不安、もどかしさ、あらゆる感情を沖縄で汗と一緒に流してきた。まだやれるだろ!まだ変われるだろ!山井の心は山井にそう叫んでいるように見えた。

山井大介が必要とされるその日まで、今シーズンも最年長の“攻め“は続く。

文:森貴俊

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森 貴俊

1976年愛知県出身。東海ラジオ放送スポーツアナウンサー。ドラゴンズ戦中心のガッツナイターをはじめJリーグ、マラソン等スポーツ実況を担当。原点回帰を胸に、再び強き竜の到来を熱望する43歳。日々体力の衰えを感じるがドラゴンズへの喜怒哀楽は衰え知らず。今年もマイクの前で本気で泣いて怒って笑います!

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