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野球 コラム 2020年2月24日

秋山翔吾、デビュー戦。初安打、盗塁失敗、そして無難な守備

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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レッズの秋山翔吾は、現地23日のホワイトソックス戦に先発出場し、オープン戦初打席で初安打を放つなど、3打席1安打と上々の実戦デビューを飾った。

『MLB.com』は同日付で「アキヤマがレッズでの初戦で安打」と題した記事を掲載し、次のように伝えている。

「外野手ショウゴ・アキヤマは、日本のトップレベルのプロ野球で9年の経験を持つ31歳である。しかし、その経験を持ってしても、日曜に行われたメジャーリーグでの初めてのオープン戦を前にした彼は、緊張から逃れることができなかった」。

ホワイトソックスに7-2で敗れた試合で、秋山は中堅で先発出場し、3打数1安打とした。1回裏にアキヤマは右腕のディラン・シーズから右中間に弾き返す単打を放った。

その後、彼は2回の第2打席は二塁ゴロに倒れ、4回の第3打席では一塁のフィルダースチョイスで出塁した。

「とてもナーバスになっていましたが、間違いなく初安打で安心しました」と秋山は通訳のルーク・シノダを介して述べた。「たくさんのボールが見られたのも良かったです」。

アキヤマは4回に二盗を試みるも、これは失敗に終わった。「あれを目標としていたわけではありませんが、チャンスがあれば、行けるかどうか確かめてみたかっただけです」と秋山。「走れたので良かったです」。

1月に3年2100万ドルで契約した秋山は、レッズにとって初の日本人選手である。彼はこれまでキャリアの全てを西武ライオンズでプレーしてきた。

だが、秋山はクラブハウス内においても、フィールド上の練習ドリルにおいても、新しいチームにすんなり溶け込めている。選手たちは彼と英語でコミュニケーションをとることができているのである。

「彼は素晴らしかった。やり易そうに見えたね」と、レッズのデビッド・ベル監督は日曜の試合後に述べた。

「まだ、スプリング・トレーニングでしかないことは承知しているが、プレッシャーを振りほどく上でも、最初の打席で安打がでるのは良いこと。彼はあの後、すぐに落ち着くことができたと思う。

彼は試合前、ナーバスになっていると言っていた。そんな風には見えなかったけれどね。まあ、試合前というのは、いつだって少しは緊張するものだから」。

「彼にとっては、間違いなく何か特別な思いがあったはず。でも、すぐに試合の流れに乗れたのは良かった。ヒットを打って出塁すると、すんなり流れに乗れるからね」。

さらに秋山は守備についた4回の間に2度捕球しており、先ず2回にジェームズ・マッキャンの打ち上げたフライを捕球すると、3回にはニッキー・デルモニコの打ったライナーを捕球した。

アリゾナでは、強い日差しと高い打球がしばしば外野手にとって問題となるが、秋山には問題とはならなかった。「少なくとも今日はボールが見えていました」と秋山。

「MLBの多くの球場は見づらいということは知っていますし、聞いてもいます。僕は常に太陽を確認し、ボールの位置を確かめています。僕にとって最高だったのは、今日試合でプレーできたことですね」。

秋山は月曜のテキサス戦には出場しない予定となっているが、火曜には忘れられない瞬間が待っているかもしれない。その日、レッズはテンピへと移動し、日本人スターの大谷翔平のいるエンゼルスと対戦するのである。

J SPORTS編集部

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