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野球 コラム 2020年2月21日

【中日好き】ドラゴンズ第4クール終了、ラスト6日

野球好きコラム by 森 貴俊
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ドラゴンズの沖縄キャンプ第4クールが終了した。このクールの締めくくりはセルラースタジアム那覇で巨人との練習試合。結果は5-1の敗戦。アピールできた選手もいるが、多くの課題を残した。

細かいミスを連発したドラゴンズ。首脳陣は試合後ホテルに帰る予定を変更し北谷球場での練習に切り替えた。

与田監督は「その日できなかった事はその日に。明日に持ち越さないと言ってきた。それを選手個々がどう判断してやってくれるか」と話す。

那覇から戻ってきた野手は屋内球場で打ち込んだ。課題の残った投手はブルペンでフォームなどの再確認。パスボールなどのミスが出た捕手陣はノックを受けた。日が暮れるまで練習した。

疲れはピークを迎えている。中盤から実戦形式が増えたとは言え、選手個々は己のレベルアップに真摯に向き合ってきた。それは首脳陣も理解している。しかし、強いドラゴンズを作る為に与田監督はムチを打った。

ストッパー候補の藤嶋健人はこの日の試合で2失点した。与田監督は「コントロールが課題だが、試合の中で修正できていない。次はもっと厳しい目で見ることになります」と突き放した。

藤嶋は「リリースポイントのタイミングが合わなかった。北谷に戻って確認しました。下半身の使い方、そしてグラブを出す位置、そこに体がどう入っていくかを修正しました」。

「リリースは納得いくタイミングになりましたから、次の登板はしっかり投げます」とその日の課題をクリアして宿舎に戻った。

第4クール中、絶不調と話していた阿部寿樹にも光が差した。練習試合前の打撃練習、阿部は去年までやっていた打撃フォームに戻した。試合では1安打だったが、その手には確かな感覚が残った。

「去年までの形に戻していこうと思います。秋からやって来たのは構えた時に腕を下げていたんですが、少し上段に戻しました。詰まった当たりやミスショットもありましたが、感覚はいいですよ」と話す。

22日からはオープン戦が始まる。21日からは読谷で調整が続いていた大島洋平、平田良介の合流が発表された。週末はベテランから主力が参戦してくる。

ここから先は最後の競争。26日のキャンプ打ち上げへ。ブラッシュアップされたドラゴンズの誕生は近い。

文:森貴俊

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森 貴俊

1976年愛知県出身。東海ラジオ放送スポーツアナウンサー。ドラゴンズ戦中心のガッツナイターをはじめJリーグ、マラソン等スポーツ実況を担当。原点回帰を胸に、再び強き竜の到来を熱望する43歳。日々体力の衰えを感じるがドラゴンズへの喜怒哀楽は衰え知らず。今年もマイクの前で本気で泣いて怒って笑います!

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