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マリナーズの菊池雄星にとって、メジャー1年目は率直に言って厳しい学びのシーズンとなったが、2年目の巻き返しへ向け、当人の目線は至ってクリアなようである。
『MLB.com』が現地16日付の記事で報じたところによると、苦しんだ2019年シーズンを経た菊池は、この春、パフォーマンスの安定化へ向けメカニクスに調整を施しているようである。以下、くだんの記事の抜粋である。
「昨冬、ユウセイ・キクチは鳴り物入りでマリナーズに入団した。日本プロ野球リーグの西武ライオンズで輝かしい実績を残したサウスポーだったが、キクチのメジャー最初のシーズンは、有効性のあるパフォーマンスと不安定さが入り交じるものだった。
今、春を迎えるにあたり、彼は何とか打開策を見出そうとしている。2019年シーズンを終えたキクチは、2020年も同様のパフォーマンスを繰り替えさないよう、ワシントン州ケントにあるドライブラインベースボールの本部で練習に励んだ」。
「かなり助けになりました」と、菊池は通訳を介してドライブラインで過ごした時間について述べた。「このオフシーズンは、やるべきことに取り組む期間が4、5ヶ月ありました」。
彼の取り組みは認識されており、監督のスコット・サーバイスは日曜の午前中に行われた菊池による最初のブルペンセッションを前に、楽観的な見通しを示した。
「ユウセイはシーズン終了以降、かなりの練習を積んだ」とサーバイス監督。それらの動きの部分での調整は、マリナーズが期待している変更にそぐうものであり、これには足が着地した際の手の位置の調整も含まれる。
一連の話し合いには、このオフシーズン新たにチームの投手コーチに昇格した31歳のピート・ウッドワースの意見も反映された。
ウッドワースは、菊池が捕手のトム・マーフィーと今春初のブルペン練習に臨んだ日曜に、その任に当たり、その後、サウスポーによる投球フォームの複雑さについて、3度にわたるミーティングで話し合いが持たれた。
これについて菊池は、「“捕手のように投げろ”と言われました。小気味良く短めに」と述べた。
菊池はマリナーズのユニフォームを着た最初の11試合で防御率3.43を記録した。そして、その後は事態が急速に悪化した。
それにもかかわらず、サーバイスはこの日曜に、左腕に対する信頼を揺るぎないものであるとし、多くの予言好きな識者たちが彼のメジャー2シーズン目で見せる能力の予測がどうであれ、先発ローテーションの一角として役割を与えることになると述べた。
指揮官とサウスポーは、最初の第一歩を踏み出す勢いの強さについて、足並みを揃えているようだ。
「立ち向かう準備はできています」と菊池は述べた。
J SPORTS 編集部
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