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野球 コラム 2020年2月13日

大谷翔平、二刀流復活は5月中旬をターゲット

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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エンゼルスの大谷翔平による二刀流復活は、今季メジャーリーグのみどころの1つであるが、ここへ来て、投手としての実戦復帰の日程が具体化してきたようだ。

『MLB.com』が現地11日付で掲載した記事によると、球団のエプラーGMが大谷は5月中旬まで投手としてはプレーしないことを明らかにしたとのことである。

以下、同サイトでエンゼルスを担当するレット・ボリンガーが投稿した記事の抜粋である。

「エンゼルスの投手と捕手が春季キャンプに合流したこの火曜に、球団GMのビリー・エプラーは、二刀流スターのショウヘイ・オオタニにはエンゼルスで5月中旬まで投手としてはプレーしないが、指名打者としてシーズンのスタートを切る準備は整う見通しであると述べた」。

大谷のトミージョン手術からの回復は、9月に左膝の手術を受ける決断を下したことで遅延が生じ、肘のリハビリの完了は12月下旬までずれ込んでいた。

その後、医師とチームのトレーナーとの話し合いの結果、大谷は開幕には投手としての準備が整わないということで意見が一致した。

しかし、10日間の故障者リストに入ることなくマイナーリーグで調整をすることが可能となった利点により、理論的にはマイナーリーグで投球した次の日に、エンゼルスのスタメンに名を連ねることができるのである。

「ショウヘイのマウンド復帰は5月中旬をターゲットにしている」とエプラーGMは述べた。

「ただし、これから不測の事態が起こらなければ、彼は指名打者としてシーズンをスタートすることはできるだろう。我々は彼が指名打者として開幕を迎えることになると目論んでいる。

新ルールにより、我々は彼を故障者リストに入れることなく調整試合で投げさせることができるので、彼は打者としてアクティブでいられるんだ」。

ジョー・マドン監督は、(二刀流選手として)大谷がエンゼルスにもたらす柔軟性を手放しで歓迎しているが、大谷が2度の手術を経たことを考慮し、短期的には細心の注意を払うことが最良であるとの考えに同意した。

「彼は復帰させる上で、周りの人間がよく気を配り、忍耐強くあたらなければならない当代きっての才能の持ち主なんだ」とマドン。

「重要なのは、自分がそうした長きにわたって素晴らしい選手であり続けるであろう人間の管理者であるならば、用心深くならなくてはいけないということ。

これについてのキーワードは忍耐に尽きると思う。私は人生を通じて成長し続けているし、それ故、彼のようなメジャーリーグのタレントを育てようとする際、今の彼の怪我明けの状況を踏まえると、忍耐強くいることはとても重要であり、私はそうしているのだ」。

名将マドンと大谷がどのような化学反応を見せるのか、その完全なる答えが見られるのは5月以降のお楽しみとなったが、新ルールにより打者としてメジャーで開幕を迎えつつ、投手としてマイナーで調整できるのは、球団のみならず、日本のメジャーリーグファンにとっても福音である。

J SPORTS編集部

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