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「我々は単に“これが開幕戦のラインナップで、我々はこの陣容で行くんだ”ということのみを見据えているわけではない。1シーズンを通して、その時々でベストの陣容を揃えることができるかどうかが重要なのだ」とGMのニック・クラールは述べた。
「センゼルとウィンカーは、ケガにより過去2シーズンを早めに終了している。ルーキーだったアキーノは、8月に14本塁打、1.158 OPSを記録するなど、出色の2ヶ月を送るも、9月は5本塁打に.619 OPSと苦しんだ。
左打者のウィンカーと右打者のアービンは、共に同ポジションで交互に出場した。
ヴァンミターはこれまでのスプリングトレーニングをマイナーリーグで過ごしてきたが、トリプルAで好成績を残すと、その後はユーティリティ選手としての役割を果たした。
シェブラーは2017年にレッズで30本塁打を打ったが、2018年はケガで度々戦列を離れた。
彼は昨季、酷なシーズンに耐えることとなり、先ずセンゼルによりポジションを奪われると、その後はトリプルAのルイビルで苦しみ、最後は肩の手術により故障者リスト入りしてシーズンを終えた。
2月16日が全スカッドの報告日となっているが、特定の外野のポジションはまだ定まっていない。多様性は間違いなくカギとなることだろう。
カステヤノスは左翼と右翼の両方を守れるが、守備的なレーティングは平均を下回っている。
日本での9シーズンで中堅として5度のゴールデングラブ賞に輝いたアキヤマは、全3ポジションを守ることができ、1番打者の第1候補としてプレーすることになると目されている。
元々内野手ながら、昨年中堅の守備を学んだセンゼルは、中堅、あるいは二塁手として起用することができる。ウィンカー、アービン、ジャンコウスキー、そしてシェブラーは何れも全3ポジションをこなせる。
最も押し出される可能性が高いのは、マイナーリーグのオプションがあり、昨季右翼のみでプレーしたアキーノであろう」。
J SPORTS 編集部
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