【ハイライト動画あり】チャイニーズ・タイペイが連勝でスーパーラウンド進出。WBSCプレミア12

WBSCプレミア12は大会4日目を迎え、台湾開催のグループBオープニングラウンドは、各国が第2戦に臨み、この日は白星発進を遂げた地元 チャイニーズ・タイペイと、初戦を落としたベネズエラが台中で対戦した。

試合は投手戦となったが、終盤に得点をあげたチャイニーズ・タイペイが連勝。スーパーラウンド進出を決めた。

◆◆試合結果
Ｃタイペイ｜0 0 0 0 0 0 2 0 1｜3
ベネズエラ｜0 0 0 0 0 0 0 0 0｜0

チャイニーズ・タイペイは初回にベネズエラ先発エンデルソン・アルバレスの立ち上がりを攻め、一死満塁のチャンスを迎えるも、一塁・陳俊秀が併殺打に倒れ、好機を逸する。

チャンスを潰した チャイニーズ・タイペイだったが、先発の張奕は順調な立ち上がりを見せ、初回はベネズエラを三者凡退に抑える。

その後、2回以降はアルバレスも上々のパフォーマンスを披露し、序盤は両投手が安定した投球で相手に得点を許さない展開が続く。

チャイニーズ・タイペイは4回、一死1・2塁として先発のアルバレスをマウンドから下ろすも、その後のベネズエラの細かい継投策を前に、三塁を踏めずにこの回の攻撃を終える。

チャンスを作りながらもあと1本が出なかった チャイニーズ・タイペイは5回、それまでベネズエラ打線を無安打に抑えていた先発の張が、下位打線に連打を浴び、二死1・2塁のピンチを招くが、1番アリ・カスティージョを三振に打ち取った。

試合の均衡が破れたのは7回。 チャイニーズ・タイペイは二死1塁から、代打・朱育賢が守備シフトの穴をつく技ありの適時二塁打を放ち、遂に先制点を挙げると、続く1番・王威晨も二塁打で走者を生還させ、2-0とする。

チャイニーズ・タイペイはこの後、9回に1点を加えると、最終回のマウンドに上がった陳鴻文が3-0の完封リレーを締め括り、開幕2連勝でスーパーラウンド進出を決めた。

なお、この結果、同じく開幕2連勝の日本もスーパーラウンド進出を決めている。