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野球 コラム 2019年10月1日

【中日好き】堂上直倫、止まらない好奇心

野球好きコラム by 森 貴俊
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しかし、他の選手はこう話す。ドラゴンズの阿部寿樹は「直倫さんのバット?長いですよ。振らせてもらいましたが、あれは振れない。バットを振ろうとすると身体がもってかれちゃう。身体ごと振ってしまうんです。あれは扱えないですよ」と笑って話していた。

狙って作り上げたわけではない。振りやすさ、打ちやすさ、自分の感覚を優先していった結果、12本塁打が生まれた。

セカンドに阿部寿樹が台頭した。ショート京田、サード高橋。控えに回る事が多いシーズンだった。でも、堂上は追及を止めなかった。

堂上に日々の考えやモチベーションを聞いてみた。

「今日はスタメンかなとか、そういうモチベーションは持たない。スタメンだろうと控えだろうと同じ。平常心を保って過ごしていますよ。それでも打撃を追求するのは結局、僕はバッティングが好きなんでしょうね」。

「今の打ち方やバットにして得られた感覚もありますし、それと向き合っていくのは楽しいですよ。堂上直倫は守備の人。そう思われるのはダメじゃないんですが、やっぱり打ちたいんですよ。野球選手だから」。

守備の達人で終わる気はない。今シーズンは後半、代打の切り札としての起用が多かった。

堂上直倫の好奇心は止まらない。来シーズンも若手を脅かす存在になるだろう。堂上がいる限り競争は続く。ドラゴンズの内野手に安泰はない。

文:森貴俊

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森 貴俊

1976年愛知県出身。東海ラジオ放送スポーツアナウンサー。ドラゴンズ戦中心のガッツナイターをはじめJリーグ、マラソン等スポーツ実況を担当。原点回帰を胸に、再び強き竜の到来を熱望する43歳。日々体力の衰えを感じるがドラゴンズへの喜怒哀楽は衰え知らず。今年もマイクの前で本気で泣いて怒って笑います!

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