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エンジェルスは日本時間13日(現地12日)、大谷翔平は明日に左膝蓋骨の手術を行い、全治まで8~12週間かかる見通しであることを発表。
これに伴い、現地では『MLB.com』や『ロサンゼルス・タイムズ』といった現地紙を始め、『CBSスポーチ』『ESPN』、そしてニューヨークの地元紙である『デイリーニュース』紙など、各メディアが電子版に速報記事を掲載している。
球団は大谷の症状について、“左膝の二分膝蓋骨”と発表しているが、『CBSスポーツ』はこれについて次のように説明している。
「この疾患について不案内な人のため、ヘルスラインからの引用により説明すると、これを罹患するのはわずか1、2%の人々のみであり、“そうした人々の膝の皿は、単一ではなく2つの骨で形成されている”とのことである」。
普通、子どもの頃に2つの骨が融合するのだが、まれに膝蓋骨が分離したままとなっている。さらに、これは偶発的に発見に至る傾向にあるという。大谷は水曜の夜にプレーしており、いつこの診断が下されたのか定かではない。
なお、大谷はこの出術を受けることにより、今季は終了となることが決定しているが、今回の球団側の発表を受け、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は同サイトに投稿した速報記事で次のように伝えている。
「二分膝蓋骨とは、基本的にオオタニは生まれつき、膝の皿が1つではなく2つに割れていることを意味する」。
大谷は木曜の発表前、今季は左膝の負傷で欠場したことはなかった。エンジェルスのビリー・エプラーGMは、太平洋時間の午後3時にさらなる詳細情報をメディアに開示する予定となっている。
大谷はここ最近、ブルペンでの投球練習を行っており、イニング間の休息をはさむ実戦を想定した全球種を投げるブルペンでの投球練習の開始も間近に迫っていた。
今回の手術が、2020年の大谷の投球プランにどのような影響を与えるのかは定かではない。
エンジェルスは、2018年に二刀流スターがアメリカンリーグ新人王を獲得したときと同様、来季は大谷を週一ペースで投手として先発させ、指名打者としては週に約4試合のペースで先発起用する方針だった。
なお、記事では大谷の離脱により、右足に故障を抱えるトラウトを指名打者として起用する頻度が増えるだろうと予測している。
J SPORTS 編集部
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