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シカゴ・カブスのダルビッシュ有は日本時間13日(現地12日)、敵地でのパドレス戦に先発登板し、6回2安打無失点14奪三振と圧巻のパフォーマンスで今季6勝目を挙げ、ワイルドカード争いの渦中にあるチームに貴重な勝ち星をもたらした。
◆試合結果
CHC|1 0 0 2 0 0 1 0 0|4
SDP|0 0 0 0 0 0 0 0 1|1
『MLB.com』は同日付で掲載した記事のなかで、この日のダルビッシュの投球について、次のように伝えている。
「ユウ・ダルビッシュは木曜の午後、浮沈のカブスが正に必要としていたモノをもたらした。何よりもまず、ダルビッシュはシカゴがナ・リーグのワイルドカード2番手タイに留まる上で必要だった勝利をもたらした。
右腕は14奪三振で、パドレスに対しカブスを4-1の勝利へ導き、ペトコ・パークでの4連戦を2勝2敗のタイに戻した」。
これで78勝68敗としたカブスは、引き続きワイルドカードの座を懸け、ブリュワースと並走することとなった。木曜の早い時間にミルウォーキーはマイアミを破り、連勝を7に伸ばしている。
ダルビッシュはさらに、シーズン残り16試合となりポストシーズンを見据えるカブスが、喉から手が出るほど欲していた2つのモノももたらした。それは(投球回の)長さと優勢性である。
彼は6回を投げたのだが、これはミルウォーキーからサンディエゴへと続いたロード8連戦中、他のカブスの投手は誰も成し得なかったことである。
9月の招集によりブルペンは強化されているとは言え、クローザーのクレイグ・キンブレルをケガで欠くなか、ブルペンは敵地遠征の最初の7日間で、28回1/3を投げる必要があった。
これにより、3勝5敗とした敵地遠征の間、重要な局面でジョー・マッドン監督の選択肢は限定されてしまっていたのである。
優勢性に関して言うと、ダルビッシュは右前腕の張りによる登板回避から復帰した2試合目で、2安打2四球しか許さなかった。パドレスがボールをインプレーに留めたのはわずか6回だけだった。
彼による14奪三振はキャリアベストにわずか1つ足りないだけであり、今季カブスでは、ホセ・キンタナが8月13日にフィラデルフィアで記録した球団のシーズンベストと並ぶ記録となった。
ダルビッシュは5球種で空振りと打ち損ねを誘った。内訳はフォーシーム(7回)、カットボール(6回)、ナックルカーブ(4回)、スライダー(1回)、そしてカーブ(1回)となっている。
J SPORTS 編集部
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