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野球 コラム 2019年9月7日

MLB公式が「誤字じゃないよ、ダルビッシュ有は10球種を投げる」と報じる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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目下絶好調のダルビッシュ有の周囲が騒がしくなってきているようである。

『MLB.com』は現地4日、「誤字じゃないよ:ユウ・ダルビッシュは10球種を投げる」と題した記事を掲載。

メジャーにおいても突出しているダルビッシュの球種の多さについて、各種データを交えながらその詳細を伝えている。以下、同記事の抜粋である。

「平均すると、(2008年以降にメジャーで投げた)投手は4つの違った球種を投げている。

例えば、バーランダーは今季、フォーシーム、スライダー、カーブ、そしてチェンジアップを投げている(過去に彼は、極稀にシンカーとカットボールを投げたことがある)。

クレイトン・カーショーも同じ4球種を投げている。マックス・シャーザーもこの4球種に加え、カットボールを投げている。

(2008年以降の)データーベースに残る圧倒的多数の92%の投手は、そのキャリアにおいて3から6球種を投げている。99人の投手、あるいは約4%のみ、7球種以上投げたことが確認されており、8球種以上となると、わずか11人しかいない。

そして、その山の頂きに君臨するのがユウ・ダルビッシュである。ダルビッシュは2019年に9球種を投げているのが確認されており、我々の持つデーターベースでこれだけの球種を投げている唯一の投手となっている。

覚えておいて欲しいが、彼はそれだけの球種を今季だけで投げているのである。複数年でも、9球種を投げた投手は他に誰もいない。1シーズンで8球種を投げたのでさえ、ザック・グレインキーを含む3人のみである。

しかし、である。話はこれで終わらない。というのも、ダルビッシュは我々が分類できない投球のバリエーションを持っているのである。

球団、そしてダルビッシュ自身も確認したことだが、彼は今年、10球種を投げているというのだ。

彼は我々がこれまで見たことのない類いの投手であり、それは彼が直近の14試合で105奪三振に対し、与四球をわずか4にしていることが明らかにしている。彼は日曜の試合の登板を回避したが、土曜の試合は出場予定となっている」。

全10球種の内訳は、カットボール(ソフトバージョン)、カットボール(ハードバージョン)、スライダー、フォーシーム、ツーシーム、スプリット、チェンジアップ、カーブ、ナックルカーブ、スローカーブとなっており、記事は次のように結ばれている。

「確かに、ダルビッシュは新たな球種を必要としてないだろう。しかし、今ここで止まる必要もあるまい。出し抜けにフォークボールを投げるも良し。スクリューボールを検討してみるも良し。

もしかしたら我々は幸運にも、いつかダルビッシュが(絶滅の危惧される)ナックルボールの救世主となるのを見届けることができるかもしれない。

結局のところ、ダルビッシュに投げられない球種はないのである。単に、彼がまだ投げていない球種があるだけなのだ」。

それにしても、えげつない球を放るここ最近のダルビッシュの映像を見ていて思うのだが、絶好調の彼のボールを受けるキャッチャーって、プレステで遊んでいるような感覚で試合に没入できるので、かなり楽しいのではないだろうか。

J SPORTS編集部

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