大谷翔平、ホームランダービーへの出場はなるか？

この夏のオールスター出場は叶わなかった大谷翔平だが、目下、現地ではホームラン競争への出場が実現するのではという期待が膨らんでいるようである。

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者も例外ではなく、現地24日にこの件に関する記事を投稿しているので、今回はその記事を紹介しよう。

「エンジェルスの指名打者ショウヘイ・オオタニは、日本時間の7月9日（火）にプログレッシブフィールドで開催される『Tモバイル ホームランダービー』への出場に興味があると日曜に述べたのだが、メジャーリーグ機構からはまだその依頼を受けていない」。

「まだ、何も聞いていません」と大谷。「でも、頼まれれば、そこで競い合うのを光栄に思います」とコメントした。

とは言え、大谷は昨年10月1日に右肘にトミー・ジョン手術を受けているため、出場に同意する前に、球団のメディカルスタッフに意見を聞く必要があると述べた。

「僕らはまだ何も話し合っていませんが、もし（出場を）依頼されれば、メディカルスタッフを交え、内部で話し合うことになります」と大谷。

「もちろん、（ホームラン競争で）プレーしたいですが、僕だけでは決められません。チームが何と言うか聞かなければなりません」。

大谷はこれまで145試合の出場で31本塁打を記録しており、今シーズンは41試合に出場し、打撃成績を打率.276/出塁率.341/長打率.493、9本塁打、30打点を記録している。

そして、この記事では普段の打撃練習で大飛球を連発する大谷について、以下のように表現している。

「オオタニは、定期的に軽々とムーンショット（月へと届かんばかりの大飛球）を飛ばす伝説的な打撃練習で知られている」。

ぜひ、オールスターのホームランダービーで、打撃練習のような大谷の『ムーンショット』を見てみたいものである。