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野球 コラム 2019年4月29日

大谷翔平、ファンタジーベースボールのファンから熱視線を浴びる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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現地28日付で『MLB.com』に掲載された記事によると、エンジェルスのオースマス監督は同日朝、現地30日から始まる本拠地でのブルージェイズとの3連戦では、大谷翔平を起用しないことを明言したとのこと。

『CBSスポーツ』も同日付で地元紙『オレンジカウンティ・レジスター』のレポートとして同監督のコメントを報じている。

こちらの記事では、「今後の進捗状況次第では、5月4日から始まる本拠地でのシリーズで、オースマス監督がオオタニに復帰のチャンスを与える可能性がある」としている。

どうやら、大谷の復帰は早くて、現地4日から始まるアストロズとの2連戦ということになりそうだ。

何れにせよ、大谷の復帰は秒読み段階に入っているわけだが、現地ではそんな復帰直前の大谷が『ファンタジーベースボール』の移籍情報における“お買い得な大物選手”としてにわかに注目を集めている。

ちなみにファンタジーベースボールは、MLBの選手を一定のルールで編成し、仮想のチームを作り、実際のMLBの試合におけるその選手の成績をポイント化して競うシミュレーションゲームゲーム。

アメリカでは延べ400万人が参加しているとも言われる。日本プロ野球版もかつてはあったが、現在はサービスを行っていない。日本でわかりやすく言うと、競馬のペーパーオーナーゲームのイメージだ。

以下、『スポーツ・イラストレイテッド』誌の電子版に現地26日付で掲載された“オオタニはお買い得な大物選手”記事の抜粋である。

「ショウヘイ・オオタニは彼のバットと肩の両方で、2018年にアメリカンリーグの新人王を勝ち取った。彼は投打の両方がなければ恐らくこの賞を獲得できていなかったであろうが、このトロフィー獲得にどちら側がより貢献したかといえば、それは打撃だった」。

大谷は367打席で打率.285、出塁率.361、長打率.564、22本塁打、21二塁打、10盗塁、61打点という成績を残した。これで、フルシーズン体調万全だったとしたら通常は550打席以上に達する。

さらに大谷が、同時に51回2/3に渡ってマウンドに上がり、防御率3.31、1.16WHIP(1投球回あたりの与四球・被安打数合計)、63奪三振という数字を築き上げなかったとしたら、(打者に専念していたら)何ができてきたかという事実について考えてみよう。

今週から大谷は実戦形式で投手と対戦し始め、全てが順調に行けば彼は5月初旬からエンジェルスのラインナップに加わる。ひとたび復帰すれば、エンジェルスで指名打者のレギュラー選手として、打順の中軸を担うことになると見られている。

ファンタジーベースボールのオーナー(ゲーマー)は、通常、シーズン開幕から1ヶ月が経過した段階では、自分のロースターで最低の選手と同様のコストで大谷の力量を持った選手を獲得する機会には恵まれないものである。

「オオタニはエンジェルスが彼を始動させた時から残りのシーズンを通し、打者のトップ50に入るかもしれない(あるいはそれ以上の)選手であり、彼を獲得する上ですべきことは、自分のチームにいたかどうかの認識すらしていない程度の選手に見切りを付けるだけなのである」。

そして記事は以下の結論を掲載している。「ファンタジーベースボールの全監督が、まだ獲得できるうちにオオタニを自分のチームに加えるべきである」。

ファンタジーベースボールの世界では、まだ値の張らない大谷は今がまさに旬の選手なのである。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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