人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
自主トレを共にした東明大貴は「自分に対して厳しい方でした」と証言し、松葉貴大は「練習に対しての熱意や姿勢は『やはりエース』と思わせられるものでした」と振り返る。
高校時代に名門高で鳴らした吉田凌は、舞洲で見た姿が忘れられない。
「ポール間走は(走る距離が短くなるように)どうしても内側となってしまいがちですけど、金子さんはフェンスのぎりぎりを走るんですよ。何本も同じところを走っていました」
徹底ぶりは、グラウンドを離れても変わらない。
トヨタ自動車の後輩でもある青山大紀は「ロッカーが近かったんですけど、めちゃくちゃ綺麗なんですよ」と感嘆の声を上げる。「海田さんは『汚くても一流はいるけど、一軍で凄い人は綺麗好きが多い』と、よく言っています」。
若かりし頃、共にファームで汗を流した岸田護はこだわりの強さを示すエピソードを披露した。
「風が強い宮古島キャンプでランニングのメニューがありました。あいつは前髪を左右に分けていたんですけど、それが風に流されないように走るんですね。逆風で流されそうなときは、それが嫌で後ろを向きながら歩いて帰ってくる」
徹頭徹尾の姿勢に加えて、遊び心も持ち合わせたから、多彩なピッチングが生まれたのかもしれない。
「後ろから、よくちょっかいをかけられましたね」(武田健吾)といったチャームな一面はファンによく知られているし、「財布のお下がりを欲しいと言い続けていたらもらえました」(近藤大亮)という声も聞かれた。
「なんだかんだでいろんな人を見ているんですよ。いいところも悪いところも」とは比嘉幹貴。その観察眼は確かで、投手だけにとどまらず野手陣にも的確なアドバイスを送っている。
伏見寅威は昨季のキャリアハイの打撃成績が「金子さんのお陰」であると明かす。「金子さんが打席に立ったとき、追い込まれてからも低めの変化球を簡単に見逃すんですよ。いい当たりを打ったりもするので、なぜか聞いてみたんです。
そうしたら『打つ気がないからだよ』と言ってもらえて。打とうとしているからボール球に手を出してしまう。『打ちたくないと思いながら、来たら振る。その準備だけをしておけばいいんじゃない』と言ってもらいました。
調子が悪くなると、打ちたい気持ちが強くなってボール球にも手を出します。金子さんは常にそこをコントロールできる」。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 巨人(04/20)
4月20日 午後1:45〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 巨人(04/19)
4月19日 午後5:45〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 横浜DeNA(04/17)
4月17日 午後5:55〜
-
【限定】J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 巨人(04/21)
4月21日 午後1:25〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 横浜DeNA(04/16)
4月16日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 東京ヤクルト(04/18)
4月18日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 東京ヤクルト(04/17)
4月17日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 東京ヤクルト(04/16)
4月16日 午後5:55〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!