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ヤンキースの田中将大が、この春3度目の先発となった現地14日のフィリーズ戦で3回2/3を投げ、2失点ながらも、強打者ブライス・ハーパーを三振に打ち取るなど、随所に好投を見せた。
自身4度目となる開幕先発で、開幕戦の初勝利を目指す田中と、メジャートップクラスの強打者であるハーパーとの対決は現地でも注目を集め、『MLB.com』は、「大ピンチを切り抜けたタナカはハーパーを沈黙させる」との見出しでこの一戦の顛末を報じた。
田中はハーパーの第1打席を内野ゴロに打ち取り、第2打席はスプリットで三振に切って捨てた。以下、現地14日付で同サイトに掲載された記事の抜粋である。
「無類の強打者であるブライス・ハーパーとの、60フィート6インチを隔てた対戦を享受したマサヒロ・タナカは、スーパースターのスラッガーを2打席連続で打ち取るも、ヤンキースの開幕投手は序盤のピンチ脱出の方がより、自分のためになったと確信している」。
「今春3度目の先発を果たしたタナカは、開幕戦でフィリーズが組むであろう打線を相手に、2回無死満塁のピンチを迎えるも、無失点で切り抜けた。この水曜夜にジョージ・M・スタインブレナー球場で行われたグレープフルーツリーグのニューヨークvs.フィリーズの一戦は5-5に終わっている」。
試合後、タナカは通訳を介して「もちろん、ここでもレギュラーシーズン中でも、ああいう類いの状況は迎えたくないですが、あのようなチャレンジングな局面は時としてやってくるものです」と述べた。
「とにかく集中のレベルを上げることができ、今日のようにアウトを取って無失点で切り抜けられたのは良かったです」。
また、記事によるとヤンキースのアーロン・ブーン監督は、この日の田中のパフォーマンスについて、次のように述べている。
「とても優れた打線を相手にピンチを招くと、火が着くものだよ。彼はしっかりとした投球を強いられていた。ああいう状況はレギュラーシーズンにとても似ているね。そう考えると、あのようなチームを相手にあのような状況でプレーできたのは良かったと思う」。
「彼には何度かタフなイニングがあった。もう少し引っ張っても良かったのだけど、彼は必要な時に素晴らしい投球をした。とても良いスライダーを多く投げていたと思う。スプリットも機能していたね。トラブルにならない(良い場所へ)外して投げられていた」。
期せずしてやってきた実戦シミュレーションでレベルの高い投球を見せた田中。ヤンキース開幕投手の視界は良好である。
J SPORTS 編集部
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