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野球 コラム 2019年3月19日

ダルビッシュ有、試合中に修正。古巣相手に手応え

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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シカゴ・カブスのダルビッシュ有が現地14日に行われたレンジャース戦に先発し、4回0/3を1失点で抑える上々のパフォーマンスを披露した。

『MLB.com』の報じたところによると、本人もレギュラーシーズンへ向けた手応えを掴んだ内容だった模様。同サイトでは、試合直後に掲載した記事で、その詳細を次のように伝えている。

「話はダルビッシュによる初春のブルペン練習まで遡るが、この時点で彼の状態が良いのは明らかだった。彼のストレートは一定して94~96マイルに達しており、ここ数週間も彼はその状態を安定して保っていた」。

木曜のレンジャース戦では、その力強さはあったが、序盤は制球が乱れた。ダルビッシュはそれが試合中の調整として、いいテストになったと述べた。

「シーズン中は、今日みたいなことが起こるから」とダルビッシュ。「ストレートの感触がなかった。それが自分にとって良い練習になった」。

木曜の試合でダルビッシュは、最初の5人の打者に対し、13球中12球ストライクを投げた。彼のテンポは明らかにゆっくりしており、テキサスはそこにつけこんで2本の単打と1つの四球で1点を挙げた。

2死となったところで、投手コーチのトミー・ホトビーがマウンドへ小走りで向かい、手短に言葉を交わすと、以後、ダルビッシュは別の投手のようになった。

「僕はゆっくりだったとは感じなかったけれど、君たち記者や投手コーチには違っていたんだ。僕は少しゆっくりし過ぎていたようだね」とダルビッシュ。

「彼(ホトビー)はもっと手早くプレーするように言ったんだ。だから僕はそうするようにした」。

ホトビーがマウンドへと向かうきっかけになった、1回のハンター・ペンスによる適時打以降、ダルビッシュは打者13人に対し、46球中31球(67%)ストライクを投げた。

ダルビッシュはスライダーをより意識して投げ、スプリットとチェンジアップを織り交ぜながら、不安定なストレートへの依存度を下げた。

ダルビッシュは5回もマウンドに上がり、先頭打者を歩かせ、投球数が76球(うちストライクは44球)となったところでお役御免となった。4回0/3を1失点、5奪三振、2四球、2死球(カルロス・トッチとアイザイア・カイナーファレファ)という内容だった。

先週の金曜に実戦形式で4回を投げたダルビッシュは、降板後、テキサスでの開幕シリーズではジョーイ・ギャロとルーグネッド・オローアに当てたいと戯けていた。

木曜の試合後、ダルビッシュは旧友2人がラインナップに入っていなかったので、「代わりにトッチとカイナーファレファを狙ったのか」と冗談混じりに訊かれた。

「狙ったわけじゃないよ」とダルビッシュは笑いながら言った。「あれは僕のミスだったんだ」。

なお、テキサスでの開幕シリーズで先発したいかと問われたダルビッシュは、ニンマリしながら「それはジョー・マッドン(監督)次第」と述べたとのことである。

2019年はダルビッシュと現地記者のやり取りが楽しみなシーズンとなりそうだ。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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